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新型コロナで注目を集める「オンライン講演・リモート講演」

2021.12.10

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新型コロナウィルス感染症の影響を受け、社会全体でオンライン化が加速しています。以前は会場に大勢集まって受講していた講演会も、「オンライン講演」「リモート講演」などに形を変えるものが増えています。

今回は、今注目のオンライン講演・リモート講演について解説します。

 

 

1.オンライン講演・リモート講演とは?

オンライン講演をパソコンで見る男性
新型コロナウィルス感染症対策として「三密の回避」が提唱され、オンライン講演やリモート講演の需要がとても多くなっています。テレワークを実施している企業も増え、打ち合わせや会議をウェブ上でおこなった経験のある方も多いのではないでしょうか。オンライン講演やリモート講演は、じつは企業内で行われているウェブミーティングと仕組みは大きく変わりません。
 
 

2.オンライン講演・リモート講演のメリット・デメリット

 
オンライン講演やリモート講演のメリットは、感染症対策となるだけでなく、会場費や移動にかかる費用、時間を低く抑えられるという点です。また、講演内容をアーカイブとすることで、必要に応じて共有することもできます。

一方デメリットは、会場の一体感がないことです。画面越しでしか話せないため、リアルなライブ感を感じにくくなります。そのため聴講者は飽きやすく、集中力が続かない傾向にあります。また、配信トラブルによるリスクも考慮する必要があるでしょう。
 
 

3.オンライン講演・リモート講演の具体的な事例

 

まずは、オンライン公演の具体的な実施例を2つご紹介します。

 

・主催者:静岡県内の青年会議所
・対象:青年会議所メンバー約70名
・講師パックン・マックン 氏
・講演テーマ:『グローバル人材のホント』
・実施内容:青年会議所の月例会をオンラインで実施。都内スタジオと静岡県内の青年会議所メンバーの皆さんをzoomで繋いで実施した。メンバーの皆さんは各々の自宅や事務所などから参加。質疑応答など双方向のやりとりもスムーズに行った。

 

・主催者:大手医療系IT企業
・対象:社内幹部メンバー約40名
・講師楠木建 氏
・講演テーマ:『ストーリーとしての競争戦略』
・実施内容:本社会議室のオンライン会議システムにSkypeの映像を組み合わせ、
当初集まる予定だった各支社の幹部の皆さんは、それぞれの会議室で
オンラインの講演を視聴した。

 

 

4.オンライン講演・リモート講演で必要な機材とは?

パソコンとウェブカメラ
では、オンライン講演やリモート講演では、どのような機材が必要でしょうか。
 

インターネット環境

インターネット回線の環境は施設によって異なります。可能であれば専用回線でパソコンとつなぐ環境を作りましょう。共用回線の場合、回線速度が一定しない場合があります。また、Wi-Fiでの接続も不安定になりがちです。

 

パソコン

低速なパソコンの場合、画像処理が追いつかず、映像や音声が乱れたり、途切れてしまうことがあります。パソコンの処理速度と密接に関係するのがメモリです。講師側、聴講者側ともに、8GB以上のパソコンを使用することをおすすめします。
 

WEBカメラ

最近のパソコンにはカメラが内蔵されているものが多いです。講師側、聴講者側ともに動きが少ない場合、あまり性能を気にする必要はないでしょう。高画質な映像を配信する場合にはWEBカメラを用意する必要があります。
 

マイク

WEBカメラ同様、マイクが内蔵されているパソコンも多いです。しかし、オンライン講演、リモート講演では「講師が何を話したか」がとても大切になります。講師側では、マイクを用意するのが良いでしょう。その場合、一方向からの音声を拾うことに特化した単一指向性マイクがおすすめです。聴講者側は、質問以外に話す機会は少ないと考えられます。パソコン内蔵のマイクでも十分でしょう。
 

その他

オンライン講演やリモート講演では、聴講者が一同に介して、離れた場所にいる講師の講演をオンラインで参加する場合があります。その際には、講師の映像が全員で見れるよう、スクリーンやプロジェクタが必要になります。また音響機材を用いて聞き取りやすい環境を作ることも必要でしょう。
 
 

5.オンライン講演・リモート講演におすすめのWEB会議ツール

 
オンライン講演やリモート講演の普及とともに、さまざまなWEB会議ツールが登場しています。
どれを使ったらいいのか、迷ってしまう方も多いようです。
ここでは代表的なツールを3つご紹介しましょう。
 

ZOOM

ZOOMは無料版で40分利用でき、音質や画質もバランスの良いツールです。プログラムのインストールが必要です。
無料版では最大100人まで参加可能ですが、有料版はオプションをつければ最大1,000人まで参加者を増やせます。
 

Microsoft Teams

Microsoft Teamsはチャット・通話機能の他、ビデオ会議機能、ファイル共有機能、Office365アプリとの連携機能があります。Microsoftアカウントがあれば無料での利用も可能です。
Microsoft Teamsでは最大300人が参加できるオンラインビデオ会議、10,000人が参加できるオンラインイベントの開催が可能です。無料版でも最大100人が参加可能です。
 

Whereby

WherebyはブラウザがChromeやFirefoxの場合、プログラムをインストールすることなく、講演の環境を構築することができます。

また、「YouTube Live」でも比較的手軽にオンライン講演・リモート講演が可能です。
(こちら、興味がある方は弊社からご紹介致しますのでお気軽にお声がけ下さい)

 
 

6.オンライン講演・リモート講演成功の秘訣

オンライン講演会をサポートするスタッフ
 
次にオンライン講演・リモート講演成功の秘訣をいくつか解説します。

 

サポートスタッフの充実

初めてオンライン講演やリモート講演をなさる方、また映像配信に慣れてない方がイベントを成功させるためには、サポートスタッフの充実が欠かせません。
主催者側でスタッフを準備できない場合、サポートスタッフのいる会場を選ぶという方法もあります。そのような会場なら、事前に回線速度など配信環境を整えてもらったり、突然のトラブルに対応してもらったりすることができるでしょう。主催者としては、インターネットの技術的なことよりも、講演の円滑な進行に注力したいものです。
 

著作権への配慮

また著作権への配慮も大切です。ネット上にあるものは、簡単に録画や録音でき、広めることができます。講師にとって講演は「ライブ」です。生の実演だからこそ価値があり、それが商品です。
このため、録音・録画の禁止を、スタッフや聴講者にも徹底する必要があります。この点は、講師にとってナーバスな部分ですので、契約する際に録音録画禁止に関する書面を講師側と交わすことも必要かもしれません。
 

開催後のフォローも大切

オンライン講演を主催した経験の多い方はまだ少なく、みなさん試行錯誤をしながら運営しているようです。次回の開催に向けて聴講者にアンケートを実施し、フィードバックをまとめておくのが良いでしょう。アンケートの回答率を高めるためには、講演終了直後にURLを送付するのが良いとされています。
 
 

7.まとめ

オンライン講演をする男性
オンライン講演・リモート講演は、感染症リスクが低いだけでなく、講師などの移動や会場準備のコストも低いため、今後も開催される機会が多いことでしょう。
オンライン講演について興味がおありでしょうか?
オンライン講演・リモート講演が可能な講師のご紹介や、実現に向けての講師側との交渉もさせていただきます。お気軽にお問い合わせください。
 
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