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講演会の謝礼の相場や渡し方・注意点などを解説

2025.12.16

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講演会を企画する際、多くの担当者が悩むポイントのひとつが「講師への謝礼」です。依頼する講師の層によって相場は異なり、渡し方には一定のマナーがありますので、それらを理解しておく必要があります。
 

また、失礼のないようにお迎えするためには、当日の流れや注意点をあらかじめ押さえておくことが欠かせません。今回の記事では、「講演会の謝礼」をテーマに、相場や渡し方、注意点などを解説します。

 
 

講演会の謝礼とは?

講師として登壇してもらう人物に対し、その時間や労力、専門知識の提供の対価として支払う報酬のことです。講師が講演を行うための準備や移動時間も含め、その貢献に対して主催者側が感謝の意を示す目的で渡されます。金銭での支払いが一般的ですが、場合によっては記念品などを添えるケースもあります。
 

謝礼に関する知識は、講演会を円滑に行ううえで欠かせない要素の一つです。主催者と講師の信頼関係を築くためにも、適切な準備が求められます。

 
 

講演会の謝礼の相場

謝礼の相場
 
講演会の謝礼の相場は、依頼する講師の知名度や専門性、実績、登壇の目的などによって大きく異なります。
 

一般的には、以下のように分けられます。
 

セミナー講師や教育・人権・福祉分野の専門家など

日頃から研修や地域講演で登壇している講師の場合、相場は〜30万円程度です。知名度は限られるものの、年間100回以上登壇するような講師も多く、限られた予算でも質の高い講演を行うことは可能です。
 

オリンピックメダリスト、監督経験者、著名なビジネス著者など

世間的な知名度と実績を兼ね備えた講師の場合、相場は30〜60万円程度です。規模を問わず幅広い講演会に対応できることから、特に多い予算帯です。
 

テレビ出演が多い人気文化人や高い集客力のある講師など

相場は60〜100万円程度となります。大規模イベントや企業の主要行事での登壇に適しており、講演会自体の注目度を大きく高められる点が特徴です。

 
有名タレント、トップアスリート、著名文化人など

メディア露出が非常に多い講師の場合は、100万円以上となるケースが一般的です。登壇自体に特別感があり、周年行事や特別イベントでの依頼も多いです。
 

このように、依頼する講師の層によって謝礼は大きく異なるため、講演の目的や予算規模に合わせて選定することが重要です。

 
 

講師の謝礼の渡し方・注意点

渡し方・注意点
 
講演会の謝礼は、失礼のないよう適切な方法でお渡しすることが大切です。一般的には、講演終了後に主催者側の代表者や担当者が直接手渡しするのが基本とされています。
 

謝礼は封筒に入れ、表面には「御礼」または「謝礼」と記載します。なお、茶封筒や郵便番号欄のある事務用封筒は謝礼には適さないため避けたほうが良いです。白無地の封筒、あるいは祝儀袋に近い封筒を選びましょう。
 

謝礼をお渡しする際には、講演への感謝の言葉を添えることが礼儀とされています。「本日は貴重なお話をありがとうございました」といった一言を添えるだけでも印象が大きく変わります。
 

手渡しが基本ではありますが、最近では振込でのやり取りが行われることも多く、その場合には講演前に振込先を確認しておき、講演後なるべく早めに処理することが望ましいでしょう。講師によって条件が異なるため、事前に契約内容を明確にしておくことで、当日のトラブルを防ぐことができます。
 

このように、謝礼は単に渡すだけではなく、事前準備から当日の対応までを含めて、礼節をもって対応することが求められます。

 
 

講演会の謝礼に関するよくある疑問


 
最後に講演会の謝礼に関するよくある質問とその回答を紹介します。
 

Q1. 謝礼とは別に交通費や宿泊費は支払うべきですか?

基本的には、謝礼とは別に交通費・宿泊費を負担するのが一般的です。講師の居住地が遠方の場合や前泊が必要な場合は、事前に移動手段や宿泊条件を確認し、主催側で手配・負担する形が望まれます。

 
Q2. 謝礼には源泉徴収が必要ですか?

個人へ謝礼を支払う場合、多くのケースで源泉徴収が必要となります。後日、講師に支払調書を発行するのが一般的です。法人への支払いの場合は、源泉徴収は不要のため、事前に確認しておきましょう。

 
Q3. 謝礼に消費税はかかりますか?

講師が法人・個人事業主として請求書を発行する場合、謝礼に消費税が加算されることがあります。一方、個人への謝礼を現金で手渡す場合は消費税を含まない金額で問題ありません。どちらの形式か事前に確認するとスムーズです。

 
Q4. 謝礼に対して領収書は発行されますか?

個人への現金による謝礼の場合、講師が領収書を発行しないケースもあります。その場合は、謝礼封筒の控えや支払調書が経費処理の根拠資料となります。

 
 

講演会の謝礼について

講演会の謝礼は、講師の知名度や専門性、講演内容によって大きく変わりますので、料金帯ごとの特徴を把握しておくことで、企画内容や予算に合った講師を選びやすくなるでしょう。また、謝礼の渡し方や源泉徴収、交通費・宿泊費の扱いなど、事前に確認しておくべきポイントも多く、事前準備は欠かせません。
 

なお、講演会やセミナーの講師を手配する際には、専門の講師派遣会社を活用するのがおすすめです。講演会講師派遣サイト「スピーカーズ」では、幅広い分野の講師を条件に合わせて簡単に検索でき、候補者の選定からスケジュール調整、契約手続きまで一括してサポートしています。
 

講演会の運営に慣れていない場合でもスムーズに準備を進められるよう多方面でサポートしておりますので、講師選びにお悩みの場合や、企画・運営に不安を抱えている場合には、ぜひご相談ください。
 

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