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講演会やセミナーを終えたあとに講師へ送る「お礼メール」は、単なる形式的な挨拶ではなく、相手との関係性をより良いものにするための大切なコミュニケーションの一つです。講師や登壇者に対して感謝の気持ちをきちんと伝えることで、主催者としての印象を高められるだけでなく、今後の協力やご縁につながることも少なくありません。
この記事では、講演会後のお礼メールの重要性をはじめ、書き方のポイントや、すぐに使える例文を紹介します。初めて担当する方や、文章に自信がない方もぜひ参考にしてください。
講演会後のお礼メールは重要
冒頭でも説明した通り、講演会終了後に講師にお礼メールを送るのは非常に重要なことです。講師や登壇者は、準備や移動を含め多くの時間と労力をかけて講演会に臨んでいます。その労に対して感謝の気持ちをきちんと伝えることは、主催者としての基本的な姿勢といえるでしょう。
お礼メールを送ることで、講演内容への理解や評価が伝わり、相手に良い印象を残すことができます。良好な関係を構築できれば、今後、再度講演を依頼したい場合や、別の形で協力を仰ぐ際にもスムーズに話を進めやすくなります。一方で、お礼の連絡を怠ってしまうと、「配慮に欠ける」「礼儀を重んじない」という印象を与えかねず、信頼関係を損なうリスクもあります。
なお、講演会後のお礼メールは、早すぎず遅すぎず、適切なタイミングで、簡潔かつ丁寧に送ることが大切です。形式ばかりを気にするのではなく、感謝の気持ちと講演への具体的な感想を添えることで、より気持ちが伝わるメールになります。
講演会後のお礼メールの書き方

それでは、講演会後のお礼メールの具体的な書き方を解説していきます。
メールを送る際の基本
お礼メールは、講演が終了した当日から遅くとも翌日中に送るのが基本です。時間が経ちすぎると印象が薄れ、「形式的に送っている」という受け止め方をされてしまう可能性があります。件名は一目で用件が伝わるように「 講演会のお礼」など、簡潔かつ分かりやすい表現を心がけましょう。
本文では、まず講演の機会を設けていただいたことへの感謝を伝え、そのうえで講演内容に触れるのが基本構成です。定型文だけでなく、「〇〇のお話が特に印象に残りました」といった具体的な一文を添えることで、誠意が伝わりやすくなります。
また、宛名や敬称、署名の会社名・役職・氏名に誤りがないかを必ず確認することも重要です。些細なミスであっても、相手に不信感を与える可能性があるため、送信前の見直しは欠かせません。
書く際のポイント
お礼メールを書く際は、「感謝」「具体性」「簡潔さ」の3点を意識することが大切です。感謝の言葉は丁寧に述べつつも、過度に長くなりすぎないよう注意しましょう。長文になりすぎると、かえって要点が伝わりにくくなります。
また、講演内容に対する感想は抽象的な表現だけでなく、「実務に活かしたい」「社内共有を行いたい」など、今後の行動につながる言葉を盛り込むのがおすすめです。それにより、講演が単なるイベントで終わらず、実りある時間だったことが伝わります。
一方で、要望や依頼、質問などを同時に書き連ねるのは避けたほうが無難です。お礼メールはあくまで感謝を伝える場であり、別件がある場合は改めて連絡するのが適切です。相手への配慮を忘れず、読みやすく誠実な文章を心がけましょう。
お礼メールの例文

講演会後に送るお礼メールの具体的な文例を紹介します。講師との関係性や立場に応じて、適切な表現を選ぶことが大切です。
文例①(かたい・フォーマルな表現)
件名:講演会御礼のご連絡(〇月〇日開催)
〇〇様
この度はご多忙のところ、〇月〇日に開催いたしました弊社講演会にて、貴重なご講演を賜り、誠にありがとうございました。
〇〇様のご講演の中で、〇〇〇〇のお話が特に印象に残り、参加者にとって非常に示唆に富んだ内容となりました。今後の業務や取り組みに活かせる学びの多い時間となり、社員一同、深く感謝しております。
改めまして、この度のご登壇に厚く御礼申し上げます。今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。
――――――
署名
文例②(やや柔らかい表現)
件名:講演会のお礼(〇月〇日)
〇〇様
先日はお忙しい中、〇月〇日の講演会にご登壇いただき、誠にありがとうございました。
〇〇様の実体験を交えたお話の中でも、〇〇〇〇のお話が特に印象に残り、参加者からは「参考になった」「学びが多かった」といった声が多く寄せられています。
貴重なお時間を割いていただき、心より感謝申し上げます。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
――――――
署名
NG例(避けたい表現)
件名:ありがとうございました!
〇〇様
先日はありがとうございました。
とても勉強になりました。また機会があればお願いします。
――――――
※感謝の気持ちは伝わるものの、内容が抽象的で具体性に欠け、簡潔すぎる印象を与えてしまいます。どの点が良かったのかが分からないため、形式的なお礼と受け取られる可能性があります。
講演会の運営負担を軽減するには?
講演会後のお礼メールは重要とはいえ、担当者にとっては意外と負担になりがちです。講師への感謝を伝える文章を考え、適切な表現やタイミングを確認する作業は、慣れていない場合ほど時間と気を使います。
なお、当サイト「スピーカーズ」をご利用いただければ、そうした講師とのやり取りをする手間が省けるため、担当者がお礼メール作成に追われることはありません。多様な分野の講師を簡単に探せるだけでなく、日程調整や契約手続きまでサポートしているため、初めての企画でも安心して進められるでしょう。
講演会の企画・運営に不安がある方は、ぜひ一度ご相談ください。
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講演会後のお礼メールを送る際には
講演会後のお礼メールは、講師に感謝を伝えるだけが目的ではなく、主催者としての対応力や信頼性に影響する大切なコミュニケーションです。内容は「感謝」「具体性」「簡潔さ」を意識し、できるだけ早めに送ることで、好印象につながります。
形式ばかりにとらわれず、講演内容への所感や学びを添えることで、より心のこもったお礼になります。講演会の主催者、ご担当者様は、ぜひ今回紹介した情報を参考にしていただければと思います。




















