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講演を依頼する際に失礼にならないメール文例(文書・ひな形)は?講演のプロが解説!

2023.07.13

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講演依頼をお考えの皆様にとって、講演会の中で最も気を遣うのは「講師」と「聴講者」に関連する部分ではないでしょうか。
講師へ「講演会出演」を依頼するメールを書いたことがない皆様でも大丈夫!
毎日、著名アスリートやタレントへ講演依頼をしているプロが実際に利用しているメールテンプレートを公開します!


主催者様

講師の方に直接メールするのって失礼がありそうで不安…。
もし手違いがあったら会社に対するイメージも悪くなりそうだし、そもそも何を記載したらいいのかもわからないな。



スピーカーズ

具体的な企画や日時、目的や講演料などを漏れのないように記載します。
逆にイベントに対する思いなどは控えめにしましょう。

 

 

 

講演依頼のメール・文書に必要な項目とは?

折角講師の方にメールを送付しても、ポイントを抑えていないと冗長な文章になりがちです。
抑えておくべきポイントをご紹介します。

 

  • 大切なのはこちらの思いではなく、情報が整理されていること
  • 企画の具体的な日時や場所、目的などが列記されていること
  • 人気講師は多忙で、毎日数十通もの仕事の依頼を受けるということ
  • 熱い気持ちを綴るのではなく、概要を簡潔に記載していること

 

良い例と悪い例

【良い例】
項目ごとに整理されている。
金額や日時なども具体的。

 

【悪い例】
熱い思いや企画の背景、自社の紹介が延々と記載されている。
肝心の講演内容や日時、条件の記載がない。

 

 

 

講演依頼のメール文面サンプル その1

実際に主催者が新規でご相談する際に利用する文例をご紹介します!
主文に企画概要や講演料などの条件を記載し、前文は長くしすぎないように意識します。

 

件名:【2023/9/1(金)品川】山田太郎様 講演会のご相談(株式会社タイム)
山田太郎様 お世話になります。
株式会社令和コンサルティングの田中と申します。 突然のご連絡で失礼いたします。この度、山田様に創立記念講演会のご相談をしたくご連絡させて頂きました。
下記の企画内容をご覧いただき、スケジュール・ご条件の検討を頂けないでしょうか。

 

*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
■主催者:株式会社令和コンサルティング
■企画名:創立30周年記念講演会
■日 程:2023年10月(〇〇曜日)または〇〇日(〇曜日)
■時 間:13:30~15:00(90分)
■会 場:ホテル平成
■聴講者:弊社お取引先 約300名
■テーマ:『これからの日本』など
■目 的:創立記念式典での記念講演として
■講演料:80万円 (消費税・交通費 別)
*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*

 

会場の都合で日程が確定しおらず恐縮ですが、山田様のご都合が合えば、是非ともご登壇頂きたく考えております。
お忙しい中恐れ入りますが、スケジュールのご確認を頂けないでしょうか。
なお、ご不明点がございましたらお申し付け下さい。
以上、宜しくお願いいたします。

 

 

 

 

講演依頼のメール文面サンプル その2

こちらは印刷して郵送することも出来る、少し硬めのもの。
時候の挨拶も入れてありますので、より正式にご依頼する場合はこちらを利用しても良いでしょう。

 

講演会講師のお願い(表題)

山田太郎 様

 

謹啓

 

陽春の候、山田先生におかれましては、ますますご清栄のことと承ります。
このたびは、突然にお手紙を差し上げる非礼をお許しください。(挨拶)
弊社は、主に〇〇層の方々を対象に、〇〇の販売を行なっている企業です。(自己紹介)

このたび、「働き方改革とライフスタイルの変容について」をテーマとした講演会を開催致す運びとなりました。
つきましては、多方面でご活躍なさっている山田先生に、下記の要領にてご講演を賜りたく、伏してお願い申し上げる次第です。(目的)
これは、国民生活の向上の指針となる講演で、多くの人に非常に有益な内容であると自負しております。 (補足)
ご多忙中とは存じますが、何卒講演依頼を快諾いただきますよう、心よりお願い申し上げます。(結び)

謹白

2023年11月◯日
西暦株式会社
代表取締役 田中一郎
連絡先 03-1234-5678

 

 

・日 時(いつ) 2023年〇月〇日(〇曜日)
・会 場(どこで) ホテル〇〇(東京都新宿区〇〇〇〇〇)
・テーマ(何を) 「働き方改革とライフスタイルの変容について」
・時 間(どのくらい) 13:00~14:00(開場12 時30 分)
・講演料(いくらで) 些少で恐縮ですが〇〇万円 でご検討をお願い致します。
・対 象(誰を) 20代後半から30代前半の夫婦 〇〇分野の第一人者である(なぜ)山田先生(誰が)のご実績をもとに、その専門知識を一般の方に啓蒙していただきたい。(どのように)

 

 

 

 

講師に気がついてもらいやすいメールの件名とは?

多忙な講師は毎日数十件もの出演依頼を受けています。
こちらからのご連絡が初めてである場合、内容が推定できる件名(タイトル)でないと、気がついて頂けないこともあるのです。

また、芸能プロダクション等に所属している講師の場合、担当マネージャーがメールを確認することもあります。
マネージャーは現場が多く多忙な上、複数のタレントをマネジメントしている場合があるので、誰宛の(講師名)いつの(日時)案件なのかを明記しておくと良いでしょう。

 

【悪い例】
件名:講演につきまして、はじめまして、〇〇社の〇〇と申します。

 

 

【スピーカーズで実際に利用している件名の例】
件名:【2023/7/13(木)恵比寿】〇〇様 講演会のご相談(〇〇社)

※ご本人宛の場合、お名前を省略することもあります。

 

忙しい講師やマネージャーは、メールを開くのが1日1度という人も多く、1日に100通以上のメールを受けている人もいます。また、利用しているメールソフトや環境にもよりますが、過去に受け取ったメールは徐々に埋もれていってしまいますよね。
その際、件名に日時や地名などのキーワードを記載しておくことで、検索に引っかかりやすくなるんですね。

 

件名には、

・講師名
・日時
・場所
・講演会のご依頼

等を記載して、返信していただきやすいメールを心がけましょう。

 

 

 

講師へのお礼メール文面サンプルその1


主催者様

ご登壇頂いた講師の方へのお礼状やメールって必要なのかな?もし必要ならどんな言い回しをしたらいいんだろう。



スピーカーズ

ご登壇いただいた直後にお礼やご挨拶をしている場合、改めて書面を送付する必要はありません。特に感動の声が多く寄せられた、トラブルに対応して頂いた、担当が現場に不在でご挨拶が叶わなかった。などであればお礼のメールを検討されても良いでしょう。 ※スピーカーズを通して頂く場合は、直接のご連絡は不要です。弊社までお申し付け頂ければ講師の方にお伝え致します。

 

こちらは弊社が普段から講演のやり取りをしていただいている講師の方に向けたメール文面です。
初めてのやり取りの場合や講師との関係性によってはもう少し固い表現を使われるのも良いでしょう。

 

 

件名:〇〇周年講演会ご登壇のお礼(株式会社タイム)
山田太郎様
いつも大変お世話になっております。 株式会社タイムの〇〇でございます。
9/20は〇〇での講演会にご登壇頂き、誠にありがとうございました。
社内からも「講演会を終えた後、社員の顔が輝いていた」「仕事への向き合い方を変えるきっかけになり、気持ちを新たにまた頑張りたくなった」等の声が寄せられ、大変好評でございました。
また、その後の懇親会までご参加を頂き、誠にありがとうございました。
当日はなにか不手際などございませんでしたでしょうか。
また、機会があれば弊社支店でもご講演いただきたく思いますので、その節はどうぞよろしくお願いいたします。
今後とも何卒よろしくお願いいたします。

 

 

講師へのお礼メール文面サンプルその2

こちらは少し硬めのものですので、TPOに応じて使い分けて下さい。
時候の挨拶も入れてありますので、より正式にご依頼する場合はこちらを利用しても良いでしょう。

 

件名:山田太郎様 30周年記念講演会ご登壇の御礼
謹啓
〇〇の候 ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
平素は一方ならぬお引立てをいただき厚くお礼申し上げます。
さて、先日は弊社主催の創立30周年記念講演会におきまして、とてもわかり易いご講義ご助言を頂戴いたしまして誠にありがとうございました。
おかげさまで聴講者から大好評で、「明日からまた気持ちを新たに業務に取り組みたい」との声が多く、成功裏に終わらせることができましたこと深く感謝申し上げます。
今後も変わらぬご教示を賜りたくお願い申し上げます。
まずは略儀ながら書面にてお礼申し上げます。
謹白
2023年〇月      株式会社〇〇 田中一郎

 

 

講演依頼のメールの送り先がわからない!というときには


主催者様

講師のご連絡先がわからない!どのように講演依頼のご連絡をしたらよいかわからない!

 

昨今、講師に講演依頼をする上では初対面であっても、メールを活用してご連絡することが一般的です。
メール文面において、情報をきちんと整理することで多忙な講師も判断がしやすくなり、ご返信を頂きやすくなります。
多忙に活動する講演会講師の方々はメールの件名で、要件を確認されていることも忘れずに。

 

とはいえ、講師のご連絡先がわからないということもありますよね。
スピーカーズはサイト非掲載講師も含めると、7000件以上の講師情報をデータベース化して保管しております。
日々、芸能プロダクションや人気講師ご本人と連絡を取り合っております。特にネット上に連絡先情報のない文化人やアスリート、作家などとも比較的スムーズにコンタクトが取れます。

 

何より、まだ正式依頼が確定していない段階での問合せはハードルが高いですよね。
そういう場合でもスピーカーズを利用すれば、登壇の可否や予算(講演料や交通費などの諸経費)、スケジュールの有無なども確認することができます。

連絡先の調査や諸条件のすり合わせ、移動手段の手配といった業務は、主催者様の多大なご負担になります。
講演会の成功には、講師のトラブル時の対応や事前準備物の作業など、進行に知識を要するものもございます。

 

スピーカーズは主催者様の講演会の成功をサポート致します。

 

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