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小栗加奈
(おぐりかな)

ワンぽてぃと創設者・社会起業家

小栗加奈プロフィール写真

岐阜県瑞浪市出身。長年、地域子育て支援活動に従事。また、道化師(クラウン)のボランティアとして、地域の施設やイベントで活動。「失敗が成功」という理念に触れ、多様な価値観と心の柔軟性の重要性を体感。ボランティア活動を機に介助犬の現状を知り、認知度向上のためキャリアチェンジ犬「オリバー」を迎える。自身の娘が不登校になった経験から、当事者に寄り添った新たな就労支援の形を模索。

 

2022年5月、愛知県春日井市に「ワンぽてぃと」を開店。「すべての若者に居場所と出番を」というビジョンのもと、安心して過ごせる居場所、自己肯定感を育む環境、社会とつながるきっかけを提供することを使命としている。

 

ワンぽてぃとは、「大海原のとまり木」をコンセプトに、革新的な15分雇用システム(超フレックスタイム制)を導入。このシステムでは、若者たちが自分のペースで接客、調理補助、清掃、レジ、SNS運営、イベント企画、商品開発などの業務に取り組むことができます。短時間から始められるため社会復帰への不安を軽減し、徐々に時間を延ばしていくことで自信を積み重ねていける仕組みになっており、経験は一切不要で、丁寧な研修と失敗を恐れない環境づくりを大切にしています。

また、対面・オンラインでのカウンセリングサービスも提供し、全国の若者や家族をサポート。店舗には黒いラブラドール犬のオリバーがおり、来店者の心を癒す役割も果たしています。さらに、「エコ弁当」など食品ロス削減と社会貢献を組み合わせた取り組みや、発達障害の特性を活かした「神の手が選ぶ焼きいも」など、多角的な事業を展開しています。

この取り組みは単なるカフェレストランの枠を超え、ひきこもり・不登校経験者の雇用創出、社会全体の意識改革、若者とその家族・支援者のコミュニティ形成に貢献。WORK DESIGN AWARD 2023グランプリを受賞するなど全国的に評価され、これまでに28名(2022年~2024年)の社会復帰実績を持ちます。宮城県岩沼市や長久手市など自治体からの視察も多く、オランダや韓国など海外からも注目されています。

各地での講演活動も精力的に行い、2024年には長久手市、金城学院大学など多くの場所で登壇。その活動は中日新聞、朝日新聞、テレビ朝日、NHK、フジテレビなど数多くのメディアで取り上げられました。

「一人ひとりがかけがえのない存在であり、社会に必要とされる存在です。私たちの小さな一歩が、誰かの人生を大きく変える可能性があります」

今後は「ワンぽてぃと」モデルの全国展開、企業連携による就労支援プログラムの開発などを目指し、ひきこもりや不登校の若者たちが輝ける社会づくりに尽力してまいります。

出身・ゆかり

岐阜県・愛知県・石川県

主な講演テーマ

「15分雇用が生み出す組織のイノベーション ~『ワンぽてぃと』に学ぶ、誰もが輝ける働き方改革~」
「若者の一言から始まった社会革命 ~『ワンぽてぃと』創業者が語る、想いをカタチにする力~」
「「頑張らなくていい」から始まる未来 ~不登校・ひきこもりの『大海原のとまり木』~」
「支援のカタチを再定義する ~『ワンぽてぃと』が築く新たな社会復帰の道~」
「なぜ『ワンぽてぃと』に人が集まるのか? ~地域と多世代を巻き込む居場所づくりの実践~」

講演内容

「15分雇用が生み出す組織のイノベーション ~『ワンぽてぃと』に学ぶ、誰もが輝ける働き方改革~」

【大企業を抑え、無名のカフェレストランが働き方のグランプリを受賞。その秘密は「15分」にありました。】
国の調査で約6割が「働きたい」と願いながらも、その一歩を踏み出せないでいる「ひきこもり」の方々 。この社会課題を、ワンぽてぃとは「15分単位で働ける」という革命的なアイデアで解決に導きました 。この仕組みは多様な人材の活躍の場となり、2023年には働き方をアップデートする取り組みとして、すかいらーくホールディングスなどの大企業が参加する中で「WORK DESIGN AWARD」グランプリを受賞 。本講演では、この受賞の裏側にある仕組みを解説し、企業の多様性・公平性・包括性や人材活用に明日から活かせるヒントを提供します。

 

「若者の一言から始まった社会革命 ~『ワンぽてぃと』創業者が語る、想いをカタチにする力~」

【「15分なら…」。わが子の一言が、社会を動かす力になるなんて、誰が想像したでしょうか?】
当事者である娘の「15分なら頑張れるかも」という一言から、この物語は始まりました 。一個人の切実な想いが「15分雇用」というアイデアを生み、今やオランダや韓国など海外からも注目される社会的なムーブメントとなっています 。数々のメディアにも取り上げられ 、多くの若者の人生を変えるきっかけとなりました。本講演では、たった一つの想いをどうやってカタチにし、多くの人を巻き込む活動へと成長させたのか、その軌跡と情熱を創業者自身の言葉で語ります。明日へ踏み出す勇気が欲しい全ての方へ。

 

「「頑張らなくていい」から始まる未来 ~不登校・ひきこもりの『大海原のとまり木』~」

【「うちの子だけ…」その孤独を、笑顔に変える“とまり木”がここにあります。】
「行きたい時に行き、辛くなったら帰っていい」 。ワンぽてぃとは、そんな安心感から始まる居場所です。同じ境遇の親同士が語り合う「ワン’s ペアレンツ」 や、若者たちが本音を話せる交流会「HANASOU-ZE」 などを通じて、多くの親子が孤独感から解放されています 。実際に「アルバイトが決まった」「大学に進学できた」と、自らの足で未来へ歩み出す若者が後を絶ちません 。本講演では、子どもたちが自信を取り戻す「とまり木」 としての役割と、家庭や教育現場でできる関わり方のヒントをお話しします。

 

「支援のカタチを再定義する ~『ワンぽてぃと』が築く新たな社会復帰の道~」

【「支援する側・される側」をなくしたら、28人が社会へ羽ばたいていきました。】
「既存の支援制度では救いきれない」という声に応えるため、ワンぽてぃとは医師の診断書を問わず、誰もが働ける場を提供しています 。特徴は、シニアや様々な背景を持つ「月1ボラさん」が、時には当事者に仕事を教わるという、対等な関係性 。この独自のコミュニティモデルが、これまで28人の就職や進学を後押ししてきました 。全国の自治体や海外からも視察が訪れる 「新たな福祉のカタチ」を、実例をもとに解説。持続可能な支援策のヒントを提供します。

 

「なぜ『ワンぽてぃと』に人が集まるのか? ~地域と多世代を巻き込む居場所づくりの実践~」

【“居場所”が、人を集め、文化を生み、地域を元気にする。その秘密、教えます。】
ワンぽてぃとは、ただのカフェレストランではありません。当事者が主役となって商品を販売する「ワン’sマルシェ」 、高校生と連携し無料塾の運営費にもなるラスク作り「つなぐっず」 、食品ロスに取り組む「フードドライブ」 など、様々な活動が有機的に繋がり、多世代が交流する地域ハブとして機能しています 。本講演では、「人が自然と集まり、活動が生まれる」システムの作り方を、具体的な運営ノウハウと共に解説。あなたの地域でも応用できる、コミュニティ運営の生きた教科書です。

経歴

・麗澤瑞浪高等学校 定時制 卒業。在学中は瑞浪高原ゴルフ倶楽部に正社員として勤務。

・2009年~ 3人の娘を育てながら、愛知県春日井市にて子育て支援のボランティア活動を開始。

・2013年~ 道化師(クラウン)のボランティアとして、地域の施設やイベントで活動。「失敗が成功」という理念に触れ、多様な価値観と心の柔軟性の重要性を体感。
・ボランティア活動を機に介助犬の現状を知り、認知度向上のためキャリアチェンジ犬「オリバー」を迎える。
・自身の娘が不登校になった経験から、当事者に寄り添った新たな就労支援の形を模索。

・2022年5月 15分から働けるカフェレストラン「ワンぽてぃと」を愛知県春日井市に開店。

・2023年11月 独自の取り組みが国内外で評価され、「WORK DESIGN AWARD 2023」でグランプリを受賞 。

・現在    全国の自治体や海外からも視察が訪れるモデルケースとなり 、講演・メディア出演等を通じて「15分雇用」の全国展開を目指し活動中。

主な講演実績

2025年5月20日 第16回 三重県民生委員児童委員大会
2025年5月15日 金城学院大学人間科学部コミュニティ福祉学科
2024年8月19日 長久手市 働きづらさを抱える人の「働く」・「雇用」を考える勉強会
2024年6月25日 金城学院大学人間科学部コミュニティ福祉学科
2024年2月11日 「できないこと」を魅力に変える みんなの広場
講師:一般社団法人 日本エンターテインメント連盟 代表理事 白井博之
2024年2月1日 名古屋市立北高等学校
2023年11月25日 ひきこもり・不登校の「これから」を考える!みんなのシンポジウム
講師:愛知教育大学 准教授 川北稔
2022年11月27日 春日井市ささえ愛センター市民交流会議
2022年11月12日 厚生労働省主催 ひきこもり VOICE STATION 全国キャラバン in 三重

主なメディア出演

【テレビ】

2024年3月9日 CCNet(Cちゃんのぐるめポケット)
2023年9月7日 メーテレ(アップ)
2023年6月8日 BSよしもと(ワシンとこポスト)
2023年4月23日 テレビ朝日(ナニコレ珍百景)
2023年1月15日 テレビ東京(CHANGE MAKER U-18)
2022年11月10日 BSフジ(知りたい!SDGs)
2022年10月5日 CBC(チャント)
2022年9月15日 東海テレビ(キャッチ)
2022年9月14日 フジテレビ(フューチャーランナーズ)
2022年8月29日 NHK(おはよう東海)
2022年8月25日 中京テレビ(ONE)
2022年8月23日 NHK(まるっと)

 

【新聞・web・雑誌】

2025年7月23日 東洋経済(15分雇用)
2025年6月26日 くらしのニュース(弁当モーニング)
2025年3月11日 中日新聞(クラウドファンディング)
2025年2月16日 朝日新聞(クラウドファンディング)
2024年8月26日 朝日新聞(ひと)
2024年8月23日 くらしのニュース(明治学院大学 視察交流会)
2024年3月24日 中日新聞(第2回 ワン’sマルシェ)
2024年3月13日 中日新聞(第2回 ワン’sマルシェ)
2024年2月11日 中日新聞(第2回 シンポジウム)
2024年1月25日 中日新聞(第2回 シンポジウム)
2023年12月23日 中日新聞(15分勤務を全国に広げよう交流会)
2023年12月22日 中日新聞・県内版(WORK DESIGN AWARD 2023)
2023年12月15日 不登校新聞
2023年12月8日 中日新聞(15分勤務を全国に広げよう交流会)
2023年11月26日 中日新聞(第1回 シンポジウム)
2023年11月9日 くらしのニュース(若者たちの社会復帰を応援)
2023年7月25日 中日新聞(エコ弁当)
2023年7月21日 中日新聞(ワン’sマルシェ)
2023年6月16日 東京新聞(あの人に迫る)
2023年4月2日 朝日新聞(15分雇用)
2023年1月21日 中日新聞(街かど冷蔵庫)
2022年11月12日 中日新聞(ひきこもりボイスキャラバン)
2022年11月7日 山口新聞(15分雇用)
2022年8月3日 中日新聞(15分雇用)

講演料金目安

料金非公開講師になりますので別途お問合せ下さい。

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