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野口健
(のぐちけん)

アルピニスト

高校時代に故・植村直己氏の著書『青春を山に賭けて』に感銘を受け、登山を始める。
1999年、エベレストの登頂に成功し、7大陸最高峰世界最年少登頂記録を25歳で樹立。
また2007年5月にはエベレストを中国側(名称:チョモランマ)から登頂に成功。
ネパール側ならびに中国側から登頂に成功したのは日本人では8人目である。

2000年からはエベレストや富士山での清掃活動を開始。
以後、全国の小中学生を主な対象とした「野口健・環境学校」を開校するなど積極的に環境問題への取り組みを行っている。
また2007年12月には大分県にて開催された「第1回アジア・太平洋水サミット」の運営委員として、「温暖化による氷河の融解」を取り上げる先導役を務め、各国元首級への参加を呼びかけた。

 

2015年4月、ヒマラヤ遠征中にネパール大震災に遭遇。すぐに「ヒマラヤ大震災基金」を立ち上げ、ネパールの村々の支援活動を行っている。
現在は、環境問題にとどまらず、第二次世界大戦時の日本兵のご遺骨の収集活動にも積極的に取り組んでいる。

主な講演テーマ

「あきらめないこと、それが冒険だ」
どうして山登りを始めたのか。
いじめられっ子だった小学時代、勉強が苦手で落ちこぼれだった中高生時代。
その克服の仕方をお話しします。

 

「目標を持って生きることのすばらしさ」
目標を達成するにはどうしたらいいのか。
実際に行っていた学生時代からスポンサー活動。
電話する→断られる→また電話する→断られる・・・の繰り返し。
どうしたら振り向いてくれるんだろう、「提案型営業だ!」。
生と死に直面したときの対処方法など、肩書き「野口健」の生きかたをお話しします。

 

「生きる」
登山での生死、シェルパの死。
生きることの大切さをお話いたします。
また生きるために必要な環境問題も交えての講演です。


「ネパールでの活動から学んだこと~私にとってのSDGs~」
「災害を生き抜くために~テント村という選択肢~」
「富士山から日本を変える」
「私の分岐点」

主な経歴

1973年8月21日生まれ。サウジアラビア、エジプトなど世界各地で幼年時代を過ごす。4歳の時はじめて日本の地を踏む。中学、高校は再び日本を離れ立教英国学院へ入学。しかし勉学には熱中できず、自他共に認める「落ちこぼれ」であった。ついには先輩との喧嘩により、1ヶ月の停学処分を言い渡される。学校側からは自宅謹慎を命ぜられていたが、父の助言により、一人旅に出る。

 

その時、偶然に書店で見つけた故・植村直己氏の著書『青春を山に賭けて』に感銘を受け、登山を始める。山岳学校「無名山塾」に参加し、翌年16歳にしてヨーロッパ大陸最高峰モンブランへの登頂を果たす。1992年、「7大陸最高峰登頂」を公約に、一芸一能入試で亜細亜大学国際関係学部に入学。翌年、1993年6月北米大陸最高峰マッキンリーに登頂し、「5大陸世界最年少登頂記録」を、1994年12月には南極大陸最高峰ビンソン・マシフの登頂に成功し、「6大陸世界最年少登頂記録」を達成。

 

1999年5月には、二度の失敗を経て念願のエベレスト(ネパール側)の登頂に成功し、「7大陸最高峰世界最年少登頂記録」を25歳で樹立した。同大学卒業後はエベレストや富士山に散乱するゴミ問題に心を痛め、新たな挑戦として、清掃登山を開始。「富士山から日本を変える」をスローガンに日本の象徴である富士山の環境保全につとめている。2001年には、日本隊に参加し遭難したシェルパ(登山隊の案内人・荷役人)の遺族を補償するためにシェルパ基金を設立。

 

更に次世代の環境問題を担っていく人材の必要性を感じ、主に小中学生を対象とした「野口健 環境学校」を開校。日本全国各地で環境の大切さを訴え実践していくメッセンジャーが生まれている。また2007年5月にはエベレストを中国側(名称:チョモランマ)から登頂に成功。ネパール側ならびに中国側から登頂に成功したのは日本人では8人目である。また2007年12月には大分県にて開催された「第1回アジア・太平洋水サミット」の運営委員として、「温暖化による氷河の融解」を取り上げる先導役を務め、各国元首級への参加呼びかけた。

現在は、環境問題にとどまらず、第二次世界大戦時の日本兵のご遺骨の収集活動にも積極的に取り組んでいる。

 

経歴年表

1973年8月21日 アメリカ・ボストン生まれ。
1988年 冒険家植村直巳氏の著書を読み、山の魅力は自然と紐解かれ『無名山塾』の門をたたく。
1989年 16才でモンブラン登頂成功、世界の山々へと挑戦。
1992年 『7大陸の最高峰に登る』という公約のもと、一芸一能入試で亜細亜大学へ合格。
1993年6月 マッキンリー登頂で『5大陸世界最年少登頂記録』を達成。
1994年12月 ビンソンマッシーフ登頂『6大陸世界最年少登頂記録』達成。
1999年5月 エベレスト(サガルマータ)登頂成功し公約どおり『7大陸世界最年少登頂記録』達成。
2000年 春エベレストのゴミを回収すべく清掃登山隊結成、1.5トンのゴミを回収。
秋には、東京都庁でゴミの展示会実施。
2001年 アジア諸国の登山隊と共に国際隊結成。
平成11年度『都民文化栄誉賞』受賞。
3月より5月まで、エベレスト国際清掃登山隊隊長として清掃活動を実施。

ココがオススメ!

アルピニスト、冒険家である傍ら、エベレストや富士山における清掃登山等の環境問題への取組み、戦没者の遺骨収集など数々のエネルギッシュな活動で知られている野口健氏。並外れた行動力とその人間的な魅力で、多くの人を魅了しています。

自分の肌で感じることを大事にし、現場主義として知られている野口氏は「見ることは知ること、知ることは背負うこと」と言い、彼のそうした問題提起のテーマは年々増えていきます。日常生活に埋もれ、忘れかけていた事、つい見て見ぬふりをしてしまう問題を野口氏は真っ直ぐに私達に問い掛けてきます。

 

溢れるほどのエネルギーの原点は、学生時代の「落ちこぼれ」であることは有名です。
そんな野口氏の講演では、落ちこぼれ時代に見つけた「目標を持つことの大切さ」、目標に向かってゆく強い信念、行動に移す力、前向きに生きてゆく心などを実体験を元に生き生きと語ってくれます。多くの若者、学生だけではなく、社会経験が長い方にも改めて自分自身を見直し、価値観を改めるような出会いが待っている濃い内容となっています。また、トークショー形式のイベント、セミナーでの講義、フォーラムでの討論もOK!

混沌としたこの世の中で、颯爽とした気持ちになれる、自分自身が新たな一歩を踏み出せるような講演、セミナー、トークショー、フォーラムであり、自信を持ってお薦めします。

 

主な著書

『富士山から日本を変える』

停学、そして本との出合い。
落ちこぼれが山に出会い学んだ経験を、今まで取り組んできた富士山の活動や、エベレストでの活動を生と死を交えながら話します。
また、著しく汚染されている各地の環境問題を、現場での実体験を感じたままに表現し皆様にお伝えします。

 

『確かに生きる』

アルピニスト・野口健氏の波乱万丈な歩みを綴った一冊。いじめられて、仕返しにいじめ返して、学業でも落ちこぼれてしまうも、冒険家・植村直己氏の本に出会い、登山のすばらしさに目覚めます。
登山は多くの人の出会いよって成立し、その関係性の中で自らを成長させていくものであるという野口氏。しかし、高高度登山では生死を賭けて挑むため、仲間やシェルパの死に直面することもあり、改めて「生」への意味を再認識する機会を得るとしています。
力強い言葉に溢れ、挫折した時、落ち込んだ時に大きな励ましを得ることができ、勇気を与えてくれます。

 

『野口健が聞いた英霊の声なき声―戦没者遺骨収集のいま』

「国のため、家族のために命をなげうった人たちを疎かにする国に未来などない」というアルピニスト・野口健氏は、ヒマラヤ登山で死に直面したことがきっかけとなり、外地で亡くなった戦没者の遺骨収集活動に取り組むことになります。
多くの大学生が、ボランティアとして遺骨収集に関わり、過去の悲惨な歴史を認識するきっかけとなり、知る機会をどれだけ持てるかがいかに重要であるかに気付きます。
我々が、現在の日本で安全に暮らせるのは、こうした先人の尊い犠牲の上に成り立っており、自分が生かされていることに感謝させてくれる一冊です。

 

『野口健―最高峰でつかんだ未来』

落ちこぼれ少年であったアルピニスト・野口健氏が、世界最年少で7大陸の最高峰登頂に成功するまでのストーリーを、ノンフィクション作家・綾野まさる氏がまとめたもの。
落ちこぼれという劣等感に苦しみ、長い海外生活を経験。自らの将来への不安などとも戦いながら過ごしてきた幼少期。しかし、冒険家・植村直己氏の本に出会い、人生が大きく変わり、挑戦し続ける事がいかに大切さを知ることになります。
小・中学年にも分りやすい編集が施されているため、この年代の子どもたちが、将来を力強く生きていくための指針となる一冊です。

 

『大冒険術 ぼくらはなぜ世界に挑むのか』

アルピニスト・野口健氏と海洋冒険家・白石康次郎氏の対談をまとめたもの。2人は「冒険」をどのように捉えているのか、その姿勢や考え方から、いかに冒険に挑むべきかを表したものです。
山と海において、それぞれが世界的な実績を有し、常に命がけで冒険に挑んできた2人の言葉は重く、特に「冒険は決して自分ひとりの趣味で行えるものではない」と。
自分の行動に責任を持ち、周囲に迷惑をかけず、自然とも対峙しなければならない冒険家は、常に成功という結果が要求されますが、それでも冒険にこだわる2人の姿から、人生を力強く歩んでいくために必要な心構えを知ることになります。

 

『落ちこぼれてエベレスト』

アルピニスト・野口健氏の、幼いころから7大陸世界最高峰を登頂するまでの足跡を綴った一冊で、野口氏の山に対する純粋な思いを、随所に感じ取ることができます。
一方で、エベレストをはじめ、国内では富士山を中心に環境活動を展開。真に山を愛する野口氏の様々な活動が記されています。
非行少年だった時代を過ごすも、山に挑むことでその迷いを克服し、世界にその名を知られる登山家となりますが、山頂を目指すことは自分の生命を賭けること、そして冒険は生還しなければ意味がないなどの主張は、まさに野口氏の生き方そのものであることが分かります。

 

『僕の名前は。―アルピニスト野口健の青春』

世界的アルピニスト・野口健氏のサクセスストーリーであるものの、様々なエピソードを美化することなく、自らの弱さや傲慢さも吐露し、未熟な過去も明らかにしており、まさに等身大の自叙伝といえます。
しかし、人を惹きつける魅力に溢れる野口氏は、物事に常に前向きで、既存の価値観に囚われず、何事にも素直に誠実に取り組んできました。例えばシェルパに対しても、彼は使用人ではなく、ひとりの人間として付き合い、真の強さと優しさを持った人間であることが分ります。
環境教育に対しても真摯な姿勢を貫き、1999年に世界最年少の25才(当時)で、七大陸の最高峰のすべてを制覇した登山家の、人間ドラマとして読み応え十分の一冊です。

 

『100万回のコンチクショー』

アルピニスト・野口健氏の行動原理となるのは、怒りであるとしています。「いつか見返してやる。世の中を変えてやる」という負のエネルギーとなる怒りをプラスのエネルギーに変え、1999年に、当時世界最年少の25才で、七大陸の最高峰のすべてを制覇します。
落ちこぼれと揶揄された悔しさをバネに偉業を達成するだけでなく、現在では富士山をはじめとする山の環境美化に粉骨砕身し、ひたすら山を清掃しながら、日本人の環境に取り組む姿勢を変えることに奮闘している姿を伝えている一冊です。

 

『あきらめないこと、それが冒険だ』

幼い頃からの様々な国でいろいろな経験を積み、父親の言葉に励まされ、自分のやりたいことを見つけ夢を実現していく姿を描いています。
それまでの人生や、登山の過酷さ、環境保護に対する思いなど、野口氏の真っ直ぐな思いが、ストレートながらも優しい言葉で綴られています。
人間が自然を制覇できない、2度失敗しても、それでもうダメとはならない、そして、勉強をしたくなる時が必ずくるから、その時に一生懸命すればよいという野口氏の父の言葉など、優しい励ましの溢れた一冊です。

 

『「確かに生きる」~10代へのメッセージ~』

世界的アルピニスト・野口健氏の、登山と、エベレストなど高山における清掃活動体験を元に、主に青少年を対象として、人生のあり方を教えるくれる一冊です。
社会に出てからは、学生時代とは比較にならない厳しさに晒され、忙殺の日々を送ることを余儀なくされ、生きる目的を失ってしまうことも。
誰もが陥る迷いや、痛感する閉塞感から開放され、元気を与えてくれる内容となっています。学生向けに著されたものであるため、内容も簡潔で、実体験に基づくエピソードは説得力に溢れています。

 

『富士山を汚すのは誰か―清掃登山と環境問題』

1988年に故・橋本龍太郎首相率いる「日本・中国・ネパール・チョモランマ合同隊」が捨てたカラになった酸素ボンベを持ち帰り、橋本氏に返還したエピソードで知られる登山家・野口健氏の、富士山とエベレストにおけるゴミ問題がリアルに描かれています。
前半では、命がけで臨んだヒマラヤ清掃登山のレポート、後半は富士山での活動についての紹介。拾ったゴミの処分でも、自治体の間でたらい回しにされ、環境市民運動家やNPO法人同士にも縄張り争いがあるなどの意外な悩みにも突き当たります。
野口氏は、こうした活動にはお金と権力が必要であるとして、自身の人脈を駆使して政治家、企業、マスコミに対し巧みに交渉し、予算を獲得します。ひとりの登山家であり、清掃プロデューサーである野口氏とはいかなる人物であるかを知ることができる一冊です。

 

『自然と国家と人間と』

アルピニスト・野口健氏が、チベット族に対する想いを語り、英霊の遺骨収拾や清掃登山と向き合うことで、自然や国家を意識するようになったことを綴っています。
2006年より日本経済新聞に連載された「ガイア礼賛」を加筆修正したもので、野口氏の地球を守るための活動について書かれています。ヒマラヤや富士山でのゴミ回収活動をはじめ、ネパールの氷河湖崩壊の危機、水没間際のツバルに対する思いなど、強いメッセージ性を感じられ、自分は地球のために何をしなければいけないのかを考えさせてくれる一冊です。

 

『それでも僕は「現場」に行く』

エベレストや富士山の清掃登山、旧日本兵の遺骨収集、センカクモグラ保護などの環境保全活動、災害地支援……。
稀代のアルピニストである著者の行動力はすさまじい。その行動力はどこからくるのか。
表には出てこない「現場」を知れば、動かざるを得ないと彼は言う。知った者は何かを背負うのだと。
彼は世界の「現場」で、何を見、感じたのか。
「今、何かをしたい」と思っているあなたが、一歩を踏み出す勇気を与えてくれる本である。

 

『あきらめないこと、それが冒険だ』
『震災が起きた後で死なないために』

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