赤星憲広
（あかほしのりひろ）

野球評論家・赤星憲広氏は外野手として阪神タイガースで活躍。
その俊足ぶりは球界一と言われ、一塁到達まで3.74秒、バント時には3.50秒というレベルの速さ。
特に、盗塁時のスピードにおいては他を寄せ付けない実績があります。

名将・野村克也監督が「赤星を塁に出すのはソロホームランと同じ。警戒しすぎるぐらいでちょうどいい」と評するほど。
また守備でも足を生かして捕球に臨むため、球に向かってくる姿を見ただけで走者はストップしてしまうとされました。

実姉が看護師を務めていることがきっかけで勤務先の病院で車いすが不足していることを知った赤星氏。
不自由な体を引きずりながらトイレに向かう患者の姿を目撃したことをきっかけに、盗塁を成功させるごとに車いすを寄付する事業も実施していました。

そんな赤星氏は野球や人生、教育、夢などをテーマとしたトークショーを行います。
入団に際し、身長170cmでもプロとして通用する選手の見本になりたかったという赤星氏。
体の小ささを動きで補い、高い実績を残してきた赤星氏。
子どもたちに「自分もプロになれるのではないか」という励みを与えることが何よりもうれしいと言います。

野球は「失敗のスポーツ」であり、失敗した時に気持ちを切り替え、引きずらないことがよい結果を残します。
赤星氏の野球理論からチームとして勝つために何をすべきかを知り、あらゆるジャンルで通用する組織論を学ぶことができます。

1976年4月10日生まれ。愛知県刈谷市出身。
プロ1年目から外野のレギュラーを確保し、盗塁王と新人王の2冠を獲得。
新人で盗塁王を獲得したのは、2リーグ制になって初で1リーグ制までさかのぼっても、1946年の河西俊雄以来2人目のこと。

球界随一の俊足。
2001～2005年まで5年連続の盗塁王に輝く。
2009年9月12日の横浜戦で、ダイビング捕球を試みたが、首を痛め負傷直後は手足が動かなかったが、11月に練習を再開。
だが、無理をすれば生命にも危険が及ぶ恐れがあり、医師の診断を経て、球団と話し合いを重ね、苦渋の決断をし2009年12月に引退。
背番号53番は現在も準欠番扱いとなっている。

2005年に設立した少年野球チーム「レッドスターベースボールクラブ」のオーナーを務める。
2003年～引退までは盗塁した数の車椅子を病院や施設に寄贈。
引退後も「Ring of Red～赤星憲広の輪を広げる基金」を設立し、社会貢献にも力をそそいでいる。
現在はスポーツニッポン新聞社の評論家、テレビではスポーツコメンテーターとして活動をし、講演会やイベントにも多数出演をしている。

【主な記録・タイトル暦】
2001年度 新人王
ゴールデングラブ賞６回（2001・2003～2006・2008）
2001年～2005年度 セ・リーグ盗塁王（５年連続 セ・リーグ記録）
オールスターゲーム出場（2003・2005・2006）
ベストナイン2回（2003・2005）
ゴールデンスピリット賞(2004年　社会貢献）
通算381盗塁　（阪神タイガース球団記録）

通算成績　1127試合　4330打席　1276安打　215打点　3本塁打　381盗塁　打率2割9分5厘

【TV】
2010年～　キー局　関西各局　『プロ野球中継 解説』
2010年　2011年　2013年　MBS　『みんなの甲子園』　メインナビゲーター
2010年　2011年　ytv　『すぽるたす』　メインナビゲーター
2010年　2011年　CX 　『Mr.サンデー』
2010年～　ABC　『虎バン』
2010年～　ytv　『朝生ワイド！す・またん』
2010年～ 　ytv 『情報ライブ！ミヤネ屋』
2010年～　ABC　『探偵ナイトスクープ』　顧問
2011年～　ytv 『かんさい情報ネット　ten.』
2011年～　NHK『ビジネス新伝説 ルソンの壺』 ナビゲーター
2011年～　日テレ『Going！Sports＆News』 キャスター
2012年～　テレビ朝日『モーニングバード』

【ラジオ】
2010年～　キー局　関西各局　『プロ野球中継 解説』
2010年～　ABCラジオ　『レッドとジローのオーライオーライ』
2011年　NHKラジオ　『ともに生きる』　　他

【イベント】
2012年～　Ring of Red 交野市チャリティマラソン
2012年　　 第2回大阪マラソン　チャリティーランナーとして参加
2013年　　第3回大阪マラソン　 チャリティーアンバサダーに就任
野球教室、トークショー、ディナーショー　　他

料金非公開講師になりますので別途お問合せ下さい。