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大槻義彦
(おおつきよしひこ)

早稲田大学名誉教授/理学博士(東大)

1936年生まれ、宮城県角田市出身。東京教育大学理学部物理学科卒業後、東京大学大学院数物系研究科修士課程修了。放射線物性、核物性、大気電気学の研究を行っている物理学者であり、α線の弾性散乱での“水切り運動”の発見、陽子線α線のデイチャリングの理論を提唱(大槻のデイチャリング理論)するなど多くの業績を残している。

早稲田大学助教授・日本物理学会理事・ブルックリン大学講師・ミュンヘン大学客員教授などを歴任し、現在は、早稲田大学名誉教授、科学雑誌『パリティ』の編集長を務めている。また、反オカルトとしても知られており、「奇跡体験!アンビリーバボー」(フジテレビ)や「たけしのTV タックル」(テレビ朝日)などのテレビ番組に出演し、超常現象や超能力を科学的な視点から徹底解析。特に、「たけしのTV タックル」(テレビ朝日)では、たま出版の韮澤潤一郎氏と互いの意見を戦わせる『超常現象バトル』が話題となり、一躍お茶の間の人気を集める。

趣味のゴルフに関する著書も多く、現在は週刊ゴルフダイジェストにコラムを連載するなど活動が多岐にわたっている。アカデミックな内容、進路指導などを目的とした講演会で人気の講師。

 

出身・ゆかり

宮城県

主な講演テーマ

「霊の世界と科学」
「反オカルト講座」
「理科・科学好きの子供に育てるための4ヶ条」
など、その他ご相談に応じます。

主な経歴

 

1961年  東京大学大学院数物系研究科 修了
1963年  東京大学 助手
1964年  理学博士(東京大学)
1968年  東京大学 講師
1969年  早稲田大学 助教授、日本物理学会 理事、ストラスブール大学 講師、ブルックリン大学 講師
1973年  早稲田大学理工学部 教授、ミュンヘン大学 客員教授、名古屋大学 および 高エネルギー物理研究所(KEK) 客員教授
現在    早稲田大学名誉教授、科学雑誌「パリティ」(丸善)編集長

 

【業績】
・放射線物性を研究、α線の弾性散乱での「水切り運動」を発見した。
・陽子線α線のデイチャネリングの理論を提唱、「大槻のデイチャネリング理論」として知られている。
・英文の専門書「Charged Beam Interaction in Solids」(Taylor and Francis. London)を発刊、世界的な教科書として各国で訳出、使用されている。
・「火の玉」の理論的、実験的研究を行い、電磁波プラズマによって「火の玉」のほとんどの特性を示すことに成功した。

ココがオススメ!

早稲田大学名誉教授で、「火の玉」研究で知られる物理学者の大槻義彦氏といえば、テレビのトーク番組において、オカルト現象肯定派の文化人と繰り広げてきた“超常現象バトル”が人気を博していました。

大槻氏が、積極的にテレビに出演し、超能力・霊能力を批判する理由は「日本がオカルトに毒され、シャーマニズムの世界に逆戻りしているのではないことを示すため」として、我が国が先進国の一つとして、健全な社会が構築されていることを知らしめるためだとしています。

物理学者としての軸足は固く、「あらゆる物理学の発展のうち、人類のために応用・利用してはならない特定の分野はない」「物理学者が物理学で発見された理論を産業に利用されることを歓迎するのは当然」という発言もあり、2011年3月11日の東日本大震災時に発生した福島第一原子力発電所事故には批判的であるものの、原子力発電や原子力研究を肯定する立場にあります。

講演のなかで、科学や教育をテーマに扱うことが多く、科学者である大槻氏は、理数系教育の重要性を唱え、日本が「科学技術立国」としてあり続けるために、理数系の教育をより一層重視すべきとし、理工系技術者の教育を優先すべきであると主張しています。その方向性においても、実験や観察の重要性は認めつつも、「数学的な検証や理論面を疎かにしてはいけない。科学の本質的な理解を妨げる」と主張しています。

そして、「現時点において、この世の中で、物理学で解明されている世界はほんのわずかであり、ほとんどは科学でわからないかもしれないが、ものごとを究める人類の研究は今後もつづき、科学にはわからない世界があるなどというのは、宗教信仰者の迷信にすぎない」ともしています。

講演を訪れた人は、科学者らしい論理的な内容を、ユーモア溢れる語り口で、分かりやすく解説してくれる大槻氏に魅了されること請け合いです。もちろん、フォーラム、セミナー、トークショーでの開催もOK。

主なメディア出演

【TV】

NHK「クイズ新日本人の質問」
フジテレビ「奇跡体験!アンビリーバボー」
ANB「たけしのTV タックル」
TVQ「感涙!時空タイムス」
EX「Qさま!」
他出演多数

 

【CM】

日本製粉(オーマイパスタ)
増田屋(玩具)
バーディ(ペプシコーラ)
マドラス(靴)
スウォッチ(時計)
東京シティー競馬(トゥィンクルレース)
プレイオンライン(ゲーム機)
リクルート(ホットペッパー)
日本コカ・コーラ(ファンタ)
ガリバーインターナショナル(中古車)

 

【雑誌】

週刊ゴルフダイジェスト「大(ウソ?)ツキの法則。」 (連載中)
週刊東洋経済「ゴルフざんまい」 (2006 年3 月~2007 年3 月)

主な著書

『大槻教授の最終抗議』 (集英社2008年11月)
オカルトバスターとして、超能力をはじめ心霊現象や占いなど、非科学的とされるあらゆる事象に対して、批判の矛先を緩めない著者のストレートな心情を綴っています。
科学に対する無理解や、科学者やマスコミの怠慢によって生じる科学不信は、子どもたちを中心に科学的思考の欠如を招き、例えば理工系の学生であるにも拘わらず、オウム真理教の教義を妄信してしまうという悲劇が生まれることを指摘しています。
自らの生い立ちについても面白く語っており、科学的思考の重要性を知る上で貴重な一冊といえます。

 

『科学的アプローチ&パットの極意』 (ソフトバンククリエイティブ2011年6月)
『科学的ゴルフの極意』 (ソフトバンククリエイティブ2009年5月)
『子供は理系にせよ!』 (NHK出版2008年4月)
『江原スピリチュアルの大嘘を暴く』(鉄人社2008年4月)
『プロのボールはなぜ重い?』(ゴルフダイジェスト社2007年3月)
『大槻教授のまったく初めてのゴルフ』 (NHK出版2007年3月)
『本気で本当のクラブ選び』 (ゴルフダイジェスト社2005年12月)
『ゴルフ上達の科学』 (講談社2004年8月)
『大学院のすすめ』 (東洋経済社2004年2月)

講演料金目安

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