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中村征夫
(なかむらいくお)

水中写真家(日本写真家協会、日本写真協会、日本自然科学写真協会会員)

1945年秋田県潟上市(かたがみし)出身。
20歳のときに潜水と水中写真に取り組む。雑誌写真記者を経てフリーランスとなる。
現在、海を専門とする撮影プロダクション株式会社スコール、株式会社中村征夫オフィス代表。
国内外の海を幅広く取材。

 

ライフワークの東京湾をはじめ、水俣湾、諫早湾など、環境にあえぐ海なども、ジャーナリスティックな視点で捉え続ける写真家でもある。
講演会やテレビ、ラジオなど、様々なメディアを通し、海の魅力と環境問題を伝え続けている。

出身・ゆかり

秋田県・東京都

主な講演テーマ

「海の力、自然の力、そして人間の力」

自然の持つ計り知れないほどの力には、潜るたびに驚かされます。

中村征夫の撮影した作品をご覧いただきながら、
自然や海の持つ力強さを感じとってもらいたいと思います。

現在、弱りつつある 海の状況を皆さんの目で確かめていただき、
そのような中で感じる人間のあり方、素晴らしさ、そして
そこで今私たちに何が出来るのかを、皆さんと一緒に考えていく講演です。

 

「命は一生の宝物」

1993年北海道南西沖地震、奥尻島青苗地区で実際に地震、津波を体験した中村征夫。
カメラもフィルムも持ち物もすべて流され、身一つ残った翌日に、人に借りた使い捨てカメラで撮影した写真や、後日潜って 撮影した水中写真などをお見せしながら、その当時の状況などの実体験を語ります。
改めて地震や津波の恐ろしさを再認識してもらうとともに、地震への備えや地震発生後の対処法など、次世代に語り継いでいきます。

 

「海からのメッセージ」

台風、地震、津波と多くの災害が続きました。「地球に何かが起きている」と誰もが感じているはずです。
地球の大半を占めている「海」は、美しく神秘的でありながらも様々な環境問題を抱えています。
海に潜り、写真を撮り続けてきた中村征夫が海底から警鐘を鳴らします。

 

「母なる海を旅して」

環境をテーマとして、「地域と環境」などについて、様々な国の撮影や取材などをとおして感じたことなどを、スライドを交えながらお話します。

 

「水中の賢者たち」

漢文と水中写真を組み合わせた、ちょっと不思議な写真集「水中の賢者たち」の作品を中心にお話します。
写真とユニークな話で盛り上がっていただけると思います。

 

「海も天才である」

 

「ファインダーから見た海の環境異変」

地球の大半を占める「海」をテーマに未来の地球を実りある世界とするために
今、われわれが取り組まなければならないこととは―――

いま、私たちに出来ることを一緒に考えてみませんか?
海の中で感じた変化や環境問題について、写真を紹介しながらわかり やすくお話いたします。

 

「ぼくの住所は東京湾」

中村征夫のライフワークである、東京湾の話をたっぷりとお聞かせいたします。

 

「海からの警鐘~地球温暖化の現在と未来」

 

【トークショー】

「水中写真の魅力」

ガラパゴス諸島に生息する、ユニークな生きものたちの写真をお見せしながら、写真についての魅力をたっぷりお話します。

 

その他ご要望に応じます。ご相談下さい。

講演内容

水中写真家の第一人者・中村征夫氏は、20歳のとき、独学で写真撮影技術を習得し、現在、報道写真も手がけるフリーカメラマンとして活躍。スチール写真にとどまらず、CM、映画なども手掛け、様々なメディアを通して、海の魅力と環境問題を伝え続けています。

ライフワークともいえる東京湾の撮影を35年間続けており、環境問題や水中写真に関する著書・写真集も多く、「全・東京湾」「海中顔面博覧会」で第13回木村伊兵衛写真賞、「海中2万7000時間の旅」で第26回土門拳賞受賞しています。

さらに、2009年11月には、故郷秋田県潟上市に、中村征夫写真ギャラリー「ブルーホール」をオープンしています。

フォトジャーナリストとしても高く評価されており、1993年、取材先の奥尻島で北海道南西沖地震に遭遇し機材のほとんどを津波に流されるも、唯一持っていたモーターマリンで、災害直後の奥尻島の惨状を撮影、世界中に配信され、各国の新聞に掲載されました。

そんな中村氏の講演は、ズバリ環境がテーマとなります。また、フォーラム、セミナー、トークショーでの開催もOK。

珊瑚礁、藻場、干潟などが、いかに大事で今どういう状態にあるのかを、多くの人に分かりやすく伝えることが、自分の仕事であり使命だという中村氏。

「カメラマンとして、二度とない一瞬を切り取り、ストレートに作品にすることによって、大勢の人に伝えることは、実に幸せである」という言葉に、講演、フォーラム、セミナー、トークショーを訪れた人は、人間と環境の関わりの重要性を訴える中村氏の姿勢に感動するばかりでなく、写真の持つ大きなインパクトと可能性と知るのです。

主な経歴

【主な受賞歴】
1988年 第13回木村伊兵衛写真賞(『全・東京湾』『海中顔面博覧会』情報センター出版局)
1994年 新聞広告賞及び朝日広告賞(テレビCM・メルセデスベンツ)
1996年 第12回東川写真賞特別賞(『カムイの海』朝日新聞社)
1997年 第28回講談社出版文化賞写真賞(『海のなかへ』小学館(『シンラ連載』)新潮社
2007年 2007年度日本写真協会年度賞
2007年 第26回土門拳賞(写真展『海中2万7000時間の旅』東京都写真美術館、写真集『海中2万7000時間の旅』講談社)
2007年 秋田県文化功労者章
2008年 秋田県潟上市名誉市民章

 

【劇場映画撮影】
〈水中撮影〉
「黄金のパートナー」 東宝 監督: 西村潔
「ええじゃないか」 松竹 監督:今村昌平
「誘拐報道」東映 監督:伊藤俊也
「白蛇抄」 東映 監督:伊藤俊也
「唐獅子株式会社」 東映 監督:曽根中生
「人魚伝説」 ディレクターズカンパニー・ATG 監督:池田敏春 他

 

〈全撮影担当〉
「うみ・そら・さんごのいいつたえ」ホネ・フィルム  監督:椎名誠
「遠野灘鮫腹海岸」 ホネ・フィルム 監督:椎名誠 他

 

〈テレビCF撮影〉
三菱商事、 サントリービール、武田薬品、メルセデスベンツ、日本航空、
EDWIN、マイカル、ポカリスエット、東邦ガス、第一製薬 他

 

【近年の主な写真展】
2008年 「命めぐる海」-都会の海から聖地の海へ- 日本橋三越本店7階ギャラリー/大丸札幌7階ホール/大丸梅田ミュージアム/秋田県立近代美術館
2007年 「海中2万7000時間の旅」 東京都写真美術館/秋田市立千秋美術館/安曇野市豊科近代美術館/福井市美術館/高崎市美術館/銀座ニコンサロン/大阪ニコンサロン/土門拳記念館
2006年 「中村征夫・中村卓哉親子水中写真展」オリンパスギャラリー
2005年 「5名の作家が描く5つの世界」銀座ソニービル1F特設会場、「中村征夫写真展~母なる海へ~」ミュゼふくおかカメラ館、「中村征夫/高砂淳二 E-300写真展」オリンパスギャラリー、「時代を切り開くまなざし」木村伊兵衛写真賞の30年
2004年 「海の季節」シンガポールエプソンイメージングギャラリー「epSITE」
2003年 「海へ!川へ!湖へ!」コニカミノルタフォトプラザ、「熱帯夜II」JCIIフォトサロン、「海の季節」、「水中の賢者たち」仙台・藤崎デパート催事場
2002年 「水中の賢者たち」新宿ペンタックスフォーラム
2000年 「沖縄珊瑚海道」銀座・富士フォトサロン/仙台・藤崎デパート
1998年 「熱帯夜」銀座ニコンサロン 大阪ニコンサロン

主な著書

『ネックレス・アイランド』(駸々堂、文:椎名誠・写真:中村征夫)
『海も天才である』(角川文庫)
『海族ヒト科百景』(本の雑誌社)
『僕が帰る場所』(本の雑誌社)
『アプローチ』(三五館、監修・解説)
『仲良しサカナ組』(三五館、さかなクンとの共著)
『魚が恋する海』(旬報社)
『これも男の人生だ』(本の雑誌社、椎名誠著)
『新・これも男の人生だ』(本の雑誌社、椎名誠著)
『海中奇面組』(KKベストセラーズ)
『全・東京湾』(朝日新聞社)
『Dive!』(小学館)
『Blue Lagoon マレーの海』(小学館)

 

【写真集】
『さんごしょうのうみ』(世界文化社)
『時を忘れた島々-エルニド』(サンエイティ)
『海中顔面博覧会』(情報センター出版局)
『ありがとう 海の仲間たち』(東海大学出版会)
『白保 SHIRAHO』(情報センター出版局)
『ガラパゴス 太古を伝える野生』(集英社)
『ぴっかぴかの海』(講談社)
『カムイの海 』(朝日新聞社)
『海のなかへ』(小学館)
『珊瑚礁の誘惑』(角川文庫)
『熱帯夜』(小学館)
『沖縄珊瑚海道』(アスペクト)
『海の夜間飛行』(TBSブリタニカ)
『水中の賢者たち』(ホーム社)
『海中2万7000時間の旅』DVD付き(講談社)
『ジープ島』(三五館)
『命めぐる海』(クレヴィス)
『ガラパゴス』(新日本出版社)

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