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福田耕治
(ふくだこうじ)

早稲田大学政治経済学術院名誉教授/立命館大学衣笠総合研究機構上席研究員

早稲田大学の政治経済学術院の名誉教授(政治学博士)。長年にわたり国内外の大学や研究機関で、国際行政学や国際関係、グローバルガバナンスに関する教育•研究活動に従事。大学卒業後は、欧州における国際公務員の養成機関でもあるベルギーの欧州大学院大学(College of Europe)行政学研究科に招聘され、欧州統合の現場で学ぶ機会を得た。駒澤大学法学部で15年間、そして早稲田大学政治経済学部で26年間教授として、合計41年間大学で教鞭を執った。研究分野は、国際行政学、比較政治、 欧州統合研究、SDGsのグローバル•ガバナンス論、CSRとESG論を中心に研究。特にEUの政策過程や 国際官僚制の役割など、理論と実証を橋渡しする研究。日本EU学会、グローバル・ガバナンス学会、日本公益学会などの会長(理事長)を歴任、外務省政策評価アドバイザリー委員会の委員を20年間務め、経団連、経済同友会、国立国会図書館、内閣府などの官公庁、東京大学、東京外大、慶應義塾大など全国の大学での講演歴。

主な講演テーマ

「EU •欧州統合とSDGsのグローバル•ガバナンスーその歴史•制度•行政と日本にとっての意義」

「EUのデジタル政策と規制のガバナンスー日本への影響と対応策を考えるJ

「地域包括ケアのための『時間銀行』による社会連帯イノベーション―欧州における予見的ガバナンスの社会実験と日本への示唆―」

「国連とEUにおけるビジネスと人権―国連指導原則とEU企業持続可能性デューデリジェンスの規範形成と政策実施に伴う日本企業への影響」

講演内容

「EU •欧州統合とSDGsのグローバル•ガバナンスーその歴史•制度•行政と日本にとっての意義」

EUは「国家を超えた統治」の生きた教材。地理•公民•国際関係•政治経済• SDGsのグローバル•ガバナンスに関する企業や学校に おける横断的研修•学習。

進路の讖針盤としてのグローバル•スタンダード•ルールメイカーとしてのEUの姿を分かり易く伝え、日本や日本企業にとっての影響 と意接を考える。

一大学のキャリア教育部門、国際機関志気、外資系、国際NGO、行政機関•政策官僚などのキャリア形成に必要な“規範と実務”のバ ランス感覚を育む。

一企巢のCSR/ESG関係部署での研修、高校の大字模擬播義に適した字術と実務をつなぐテーマ構成

 

 

 

EUのデジタル政策と規制のガバナンスー日本への影響と対応策を考える」

EUのデジタル規制基準をグローバル•スタンダードへと転化し、戦略的に世界に昔及させる「プリュッセル効果」について、「充電規格を統一する改正EU指令(USB Type C)」をめぐる搆烯など、身近 な具体例を挙げながら、「EUデジタル主権」のグローバルな展開と影響力を考え、日本や日本企菓への影響と対応策を明確化。

 

  • EUのサイバーレジリエンス、AI倫理法、企業活動を通じて 国際的な環境や人権基準を広め、持続可能な経済モデル構築を後押しする役割
  • EU「非財務報告指令(NFRD:Non-Financial Reporting Directive)」により、域外企巢にも環境保全、社会的責任、人権、腐敗防 止に関する情報公開義務:「公平な競争環境(level playing field) Jの形成
  • 企業の持続可能性推進とグローバルな紛争予防平和構調の融合へ貫献

 

「経営戦略」「リスクマネジメント」「サステナピリティ」「国際ビジネス展開」「規制対応」などに直結する実務的テーマを中心に取り 上げ、政策とビジネスの接合点を論じる。

 

 

 

「「地域包括ケアのための「時間銀行」による社会連帯イノベーション
―欧州における予見的ガバナンスの社会実験と日本への示唆―」

超高齢社会となったわが国では、少子化に伴い生産年齢にある人々の就労と生活、育児や老親の介護との両立は、時間的にも経済的にも困難な状況にあり、介護サービスの人的資源不足が問題となる。そこで欧州諸国では「時間銀行」と呼ばれる時間預託管理システムの導入により、市民のボランティア活動を介護ケアに組み込み、地域全体としての社会連帯の仕組みを構築しつつある。これは、時間的・体力的に就労可能な時期に余暇を利用して高齢者・障がい者の介護等のボランティア活動に参加し、その活動分をポイント(仮想通貨)として貯蓄し、 高齢期になってから自らの貯蓄ポイントを「地域包括ケア(医療・介護・福祉費用等)」や高齢期の生活費に利用できる社会連带の仕組みをいう。これは市場経済と非市場経済との間の垣根を乗り越えようとする新たな試みでもある。特にEU/欧州の福祉  レジーム変容に伴う社会連帯の在り方を、日本の現状と比較することを通じて、わが国の地域包括ケアの課題、今後の政策的、制度的示唆について考えてみたい。

 

 

 

「国連とEUにおけるビジネスと人権
―国連指導原則とEU企業持続可能性デューデリジェンスの規範形成と政策実施に伴う日本企業への影響」

企業活動のグローバル化に伴い、ビジネスと人権の関係性が国際社会において重要な課題として浮上している。国連が2011年にビジネスと人権に関する指導原則(UNGPs)を採択し、EUは、この指導原則を全面的に支持し、企業持続可能性・人権デューディリジェンス指令を採択し、この分野で先進的な取り組みを展開している。本報告では、国連グローバル・コンパクトやUNGPs、CSRとの関係、EUにおけるビジネスと人権に関する制度的メカニズム、政策枠組みと実効性確保の構造について考察し、日本企業への示唆を考える。

主な講演実績

経団連(21世紀政策研究所研究員)として、300名前後の経団連企業経営者を対象に、経団連会館で2018〜2021年に複数回攝演。経済同友会、岡山経済団体連絡協議会等の経済団体で講演。

国際交流基金、佐倉国際文化大字、千葉市民大字、三重県市民大字講座、東京大字、法政大字、早稲田大字、慶応義塾大字、同志社大学、立命館大字、神戸大字、北九州市立大字等での招待講演。内閣府、国立国会図書館、その他宮公庁での講演。

主なメディア出演

NHK国際放送で日本EU科字技術協定に関する講演で出演

千葉CS-TV出演

TBS-FMラジオ

読売新間、朝日新間、産経新間、東京新間、経団連タイムズ

主な著書

『EU •欧州統合の新展開SDGs』(2023年成文堂)福田耕治編著

『ウクライナ戦争とグローバル•ガバナンス」(2023年芦書房)グローバル•ガバナンス学会編(共著)

『国際行政の新展開一国連• EU • SDG sのグローバル•ガバナンス』(2020年法律文化社)福田耕治•坂根微共著

『グローバル•ガバナンス学II』(2008年法律文化社)グローバル•ガバナンス学会•福田耕治他編著

『EUの連帯とリスクガバナンス』(2016年成文堂)福田耕治編著

『EU欧州統合研究ーBrexit以後の欧州ガバナンス』(2016年成文堂)福田耕治編著

『国際行政学」(2003年有斐閣、2012年新版政治研究櫻田会奨励賞受賞)福田耕治単著

『多元化するEUガバナンス』(2011年早稲田大学出版部)福田耕治編著

『EU・欧州公共圏の形成と国際協力』(2010年成文堂)福田耕治編著

『EU ・欧州統合研究』(2009年成文堂)福田耕治編著

『EU・国境を超える医療』(2009年文眞堂)福田耕治編著

『EUとグローバル?ガバナンス』(2009年早稲田大学出版部)

『EC行政構造と政策過程』(1992年成文堂 リーゼ賞受賞)福田耕治単著

『現代行政と国際化」(1990年成文堂、1998年(改訂版))福田耕治単著

ほか邦書30数冊(共著)、Routledge,E &E, Springer, UNU Pressなど海外出版社から英文図書(共著)8冊

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