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NO.031 松野正寿氏- 人生・メンタル ー

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「生きづらさ」を手放して、自分らしく生きるために

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

はじめに・・・「生きづらさ」は誰にでもある

 

松野正寿column写真

はじめまして!生きづらさを手放す心理カウンセラーの松野正寿です。
僕はこれまで、アダルトチルドレン(AC)や生きづらさを抱える多くの方々のカウンセリングを行ってきました。

 

講演活動や執筆を通じて、全国のクライアントさんと向き合う中で痛感しているのは、「生きづらさ」は決して特別なものではないということです。

 

日本人ならではとも言える「周りの空気」を読みすぎて家に戻るとドッと疲れてしまう。相手の顔色や機嫌に振り回されて、自分の感情がわからなくなる。心の中では「もうキツイな・・・」と思っているのに、嫌われたくないから、見捨てられたくないから、どうしてもいい人を演じてしまう。

 

こうした感覚は、特別な人だけが抱えているのではなく、多かれ少なかれ、現代を生きる多くの人が心の奥で感じているものです。

 

昔の僕自身もそうでした。幼い頃の家庭環境、学校での人間関係、社会に出てからの“役割”の中で、そのポジションを失いたくないからこそ、「自分が我慢すれば丸く収まる」と思い込み、知らず知らずのうちに自分を押し殺して生きてきました。

 

だからこそ、昨今の生きづらさを通じて声を大にして伝えたいのです。

「生きづらさ」は“甘え”ではありません。

 

自分を責めるのではなく、自分を癒すことを最優先してほしいということ。
まずは「なぜそう感じるのか」を一緒に見つめ直すこと。
そこから、人生は必ず変わります。

 

 

 

自分を責めてしまう「心癖」に気づいていくこと

 

column画像2

例えば、ちょっとしたことで人を怒らせてしまったと感じたとき、「自分のせいだ」と必要以上に自分を責めてしまう。

 

あるいは、誰かに頼れなかった自分を「ダメだな」と責めてしまう。

 

この“責め癖”は、多くの場合。幼少期まで遡ります。
僕たちは過去の傷つきやトラウマから思い込みが作られていきます。

 

 

例えば、親の顔色をうかがいながら育った、褒められるよりも叱られることの方が多かった。無意識の中で条件付きの愛こそが愛なのだと思い込んでしまい、「何かあれば自分が悪い」という思考回路が作られていくのです。大人になってからも、職場や家庭で同じパターンを繰り返してしまう。「何をやってもうまくいかない」と感じるときほど、自分を責める声が大きくなり、更に心が苦しくなる。

 

この苦しみが投影して、家族や恋人に求めてしまうことも日常の中で気づかない内に増えていきます。

 

だからこそ大切なのは、まずこの“心癖”に気づくことです。外側を変えようとするよりも、内側の感じ方・捉え方を変えていく…変えていくというか、自分を責めることをやめてあげることです。

 

「また自分を責めているな」と気づいていくと、、少しずつ、心の重りを下ろせるようになっていきます。

 

自分を責めない心癖が身に付いていくと、相手のことも責めなくなります。
つまり、物事や人に対してジャッジを繰り返すことがなくなるのです。

 

 

 

「ありのままの自分」にOKを出す

column画像1

自分を責める心癖に気づきはじめたら次に必要なのは、「ありのままの自分」にいつもOKを出してあげることです。

 

ありのままの自分って何だろう?と思われるかもしれませんが、これはどんなことをしてもいいということではなく、どんな感情をもっても良いということです。1つ1つの感情に、良い・悪いとジャッジを入れないことです。

 

もちろん、最初は過去の影響から怖いかもしれません。

 

「こんなことを思う自分を受け入れたらダメになるんじゃないか」「周りに嫌われるんじゃないか」そんな不安が頭をよぎります。でも大丈夫です。

 

心は、不安定なままでもいいし、完璧じゃなくていい。
「頑張れない日」があっていい。人と比べなくていい。
何かを得るために“いい人”でいる必要はないのです。

 

僕がカウンセリングや講演で一番お伝えしているのは、「自己否定を止めていい気分になる」ことの大切さです。

 

誰かに理解してもらえない苦しみは、自分で自分を理解してあげることで癒すことができます。

 

「もう頑張れない自分」を抱きしめる。
「人に頼りたい自分」を許す。
「怖くて前に進めない自分」もいていい。

 

その積み重ねが、自分を守る力になります。

 

 

 

 まとめ 今日からできる小さな一歩

「生きづらさ」は一朝一夕に消えるものではありません。
でも、小さな一歩を積み重ねることで、必ず“生きやすさ”に変わります。

 

・疲れたら無理せず休む
・「できない自分」を許す
・人に頼ることを許可する
・全ての感情にイエスを入れる。

 

どれか一つでも構いません。「どうせ無理」と思ったら、そう思ってしまう自分すらも許してあげてください。

 

そのほとんどは過去の傷つきとトラウマから生まれたもう一人の自分。
つまりエゴが言っているだけです。

 

どんなあなたであっても、今のあなたが置き去りにしないこと
1番のソウルメイトは、自分しかいません。

 

あなたの生きづらさが、あなたの人生を止める理由にはなりません。
他人の評価はあくまで感想です。そのままであなたでいるだけで、もう十分に存在価値があり、とても尊いのです。

 

これまでと、これからを愛せるのは「今のあなた」しかいません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

松野正寿(まつのまさとし)
松野正寿(まつのまさとし)
生きづらさを手放す心理カウンセラー

心理カウンセラー・著者として、これまで1500名以上の“生きづらさ”に向き合う相談実績を持つ。日本人の3人に1人が持つアダルトチルドレンや愛着障害、自分否定などを軸に、「心の防衛反応」「エゴと真我」など心理学の深層をやさしく解きほぐすアプローチが特徴。


 

 

 

 

 

 

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