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NR・サプリメントアドバイザー

1956年 愛媛県松山市に生まれる。
1978年 東京大学医学部保健学科卒業
1983年 東京大学大学院医学系研究科 保健学専門課程修了
(保健学博士 専門は栄養生理学;指導教官は細谷憲政師)
博士号を取った後、企業(テルモ株式会社、ネスレ日本株式会社)で33年間にわたって、栄養補助食品、病院・施設で使われる流動食の企画開発、製造、品質管理、販売、マーケティング、顧客対応、事業企画等、経営のすべてにかかわった。 海外・国内の様々な「健康食品」メーカーの情報を収集することで、そのオモテとウラを知る。 2000年~2015年までは、全国の栄養士会や主要病院で高齢者の栄養管理に関する講演を、栄養士、管理栄養士、看護師向けに行ってきた。
2016年以降は、福島県や東京都で高齢者向けにサプリメントや栄養学の基礎に関する講演を行っている。
NR・サプリメントアドバイザー
保健学博士(保健栄養学)
宇都宮短期大学 食物栄養学科 非常勤講師
「腸の中の“動物園”にあげるエサ:食物繊維」
1)腸を知る
● 栄養素を理解すること = 「体のしくみ」を理解すること
● 腸は、ただの管? それとも?
● 腸のはたらき : (胃=食物を無害化する;酸で殺菌)
小腸=食物を消化、栄養素(必要なもの)を吸収
小腸と大腸の境目[回盲弁]を通ると世界が変わる
大腸=うんちを作る場所?
大腸は、巨大な動物園である!
<主役=腸内微生物叢(びせいぶつそう) マイクロバイオーム>
2)腸内細菌(マイクロバイオーム)を知る
● 腸内微生物=細菌のメインのすみかは、大腸
● 腸内細菌= 100兆個 : 重さにして約2kg
腸内細菌の99.9%は、偏性嫌気性菌(酸素があると生きられない)
何を食べているの? = 糖、脂肪、たん白質、食物繊維、細胞片等
何を出しているの = 水素ガス、メタンガス、ビタミン、有機酸類、
胆汁酸、腐敗産物、アンモニア、発がん物質
3)食物繊維
● 食物繊維 = 胃や小腸で消化・吸収されず、大腸でマイクロバイオームのエサとなる
● 食物繊維は、何の役に立つのか? = 変遷の歴史
1970年代:食物繊維が大事 → 大腸がんとの関係:「食物繊維の量」が大事
1990年代:コレステロール、血糖値、代謝への影響:
「食物繊維の物理的性質(水に溶ける/溶けない)が大事
2010年代:腸内細菌(マイクロバイオーム)に発酵されて出るものが、全身に影響
「食物繊維の生物的性質(発酵され易いかどうか)が大事
4)どんな食物繊維に注目するのが良い?
● 今や食物繊維の分類は、「高発酵性、低発酵性」に変わりつつある
水溶性、不溶性などの昔の分類は役に立たなくなっている
発酵されると、有機酸(酪酸、プロピオン酸、酢酸)等が出て大腸で吸収され、利用される
● 注目すべきは、当然 高発酵性食物繊維
◎ゴボウ、キクイモ に含まれている、イヌリン
◎ガラクトマンナン(グアーガム)
◎かんきつ類などのペクチン
◎穀類(胚芽)や海藻、酵母、キノコ類などのβグルカン
● ただし、腸内細菌(マイクロバイオーム)は「ヒトによって違う!」
しかも、簡単には代えられない。
「食べればなんかよくなる」わけではなく、自分のお腹の調子と相談して食べることが重要。
食べても食べても足りなくなるミネラル 『亜鉛』
1)人間の体の中にはさまざまな「元素」がある
・ 酸素(O)、炭素(C)、水素(H)・・エネルギーを生む活動の基
・ 窒素(N)、リン(P)・・たんぱく質や遺伝子や細胞を作る
・ カルシウム(Ca)、リン(P)・・骨や歯
・ ナトリウム(Na)、カリウム(K)、カルシウム(Ca)、
・ マグネシウム(Mg)、塩素(Cl)・・電解質(血液や体液)
・ 亜鉛(Zn)
2)亜鉛は、体の中のさまざまな「酵素」の一部
・ 酵素のはたらき =エネルギーを作る
エネルギーを利用する
たんぱく質や体の構成成分を作る
いらなくなったものを分解する
細胞の分裂、増殖
対外から浸入した異物からの防御
・ 亜鉛が足りないと、酵素が働かない=体の中でさまざまな支障が
・ 特に影響が現れやすいのは、「細胞の増殖の盛んな場所」
(皮膚、舌/味蕾、粘膜、精子、子どもの成長)
3)中高年や高齢者の亜鉛欠乏に注意=食べても足りなくなる
・ 通常は体内に十分なストックがあるが、 薬を飲むことで亜鉛は体外に排泄される
・ 亜鉛欠乏のサイン=食欲低下、元気が出ない
(味覚異常、口内炎、胃腸障害、皮膚炎、傷が治り難い)悪循環
4)亜鉛の摂取=良質なたんぱく質(肉、貝類、卵、大豆、乳製品)が一番
・ サプリメントで摂る場合、摂りすぎに注意、他のミネラルとのバランスに注意
5)普段から、たんぱく質の多い食品の摂取を心がける
・ 薬を継続的に飲んでいるときは、要注意
・ 味の感じ方が変わった! と思ったら、医師・薬剤師にご相談
1)ビタミンって何?
・体にどうしても必要な微量の栄養素:ミネラル13種類とビタミン13種類
・ビタミンは、エネルギー源になるわけではない
・足りなくなって、初めて必要が分かる(体調がおかしくなる)
・ビタミンは、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンB12、ナイアシン、葉酸
パントテン酸、ビオチン、ビタミンC、ビタミンA、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンKの
13種類・・・すべて全く別の物質なので、それぞれをきちんと摂らないとダメ。
2)ビタミンB1(チアミン)
・ビタミンB1クイズに挑戦
・特有のにおいがあるが、無色である。
・欠乏症である脚気は、全身の病気である
・野菜や果物に多いわけではない
・玄米の方が白米より多いのは本当
3)ビタミンB1を豊富に含む食品
・うなぎ、豚肉、たらこ、小麦胚芽、落花生、玄米、こんぶ、枝豆
4)ビタミンB1の役割と欠乏症
・体が活動するためのエネルギーを作るプロセスの必需品
・神経伝達やアルコール分解にもかかわる
・欠乏症=今でもある「脚気」、脳にダメージ「ウェルニッケ脳症」
5)結論
・ビタミンB1欠乏症は、過去のものではない
・ビタミンB1は、意識して摂らないと足りなくなる
・ビタミンB1=野菜、果物ではない。 むしろ豆、肉
・摂れば摂るほど元気になるわけではないが、摂りすぎても害のない、珍しい栄養素
・足りないと思ったら、サプリメントも効果的
令和4年12月15日 東京都豊島区消費生活センター 消費生活講座
「健康食品の正しい知識と広告の見方」
令和6年8月29日 埼玉県幸手市 連合婦人会第一回中央学級講演
「健康食品やサプリメントの正しい買い方・使い方」
令和6年10月4日 東北生活文化短期大学講演 「健康食品の正しい知識と広告の見方」
令和7年12月6日 埼玉県幸手市消費生活展講演
「健康食品やサプリメントの正しい買い方・使い方」他多数
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