近藤浩子
（こんどうひろこ）

認知症看護認定看護師。急性期病院に専従として勤務。認知症看護認定看護師として6年目。400床規模の急性期総合病院で、認知症ケア加算1の推進、ケアラウンド、BPSDへの早期介入、環境調整、身体拘束最小化、看護スタッフへのコンサルテーションを担当。これまでに特養（施設）、訪問看護、デイサービスなど多様な現場を経験し、病院だけでなく生活の場を含めた広い視点で認知症ケアを実践している。看護専門学校では認知症看護・精神看護の授業も担当。

資格は、認知症看護認定看護師、看護師（20年以上）、一般社団法人移動通信端末診断士協会の診断士資格。

講義テーマは、急性期病棟の身体拘束最小化、認知症患者のFDチューブ管理と安全支援、BPSDアセスメントとケア、家族支援とコミュニケーション、急性期から地域連携に必要な認知症ケア、看護学生向けの認知症ケア基礎など。

実績として、看護専門学校での認知症看護・精神看護の授業、急性期病院での院内研修（BPSD対応、拘束最小化、コンサルテーション）、特養や訪問看護での認知症ケア経験、地域包括支援センターでの認知症講座（該当すれば追加可）、認知症ケアに関する研究（SCAT分析）の学会発表予定がある。

急性期、在宅、施設のすべてを経験してきた視点と、専従として現場で蓄積した実践知をもとに、明日から使える認知症ケアをわかりやすく伝えることを大切にしている。2人の子どもと旦那さん、猫2匹と暮らす母であり、家族として認知症を支えた経験も持つため、家族と医療の両方の視点を大切にした講義が強み。