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ADHDの映画監督

1988年日本大学藝術学部映画学科監督コース卒業。
1988 株式会社フジテレビジョンの契約ディレクターを経て株式会社テレビマンユニオンに移籍。ドキュメンタリーを中心に数々のディレクターをして実績を残した。
1988年、劇場映画『喪の仕事』の脚本・監督をするために株式会社テレビマンユニオンを退社。フリーランスの道を選び、背水の陣で映画の実現に臨んだ。
1991年に監督・脚本した「喪の仕事」が完成し公開。その後、「ルビーフルーツ」「激しい季節」「おしまいの日」の監督を依頼されて、2000年、黒木瞳、萩本欽一出演の「月」まで5本の劇場映画の監督と脚本を手掛けてきた。
一方、テレビディレクターとしても、ドキュメンタリーやテレビドラマの監督経験多数で、2018年NHKドキュメンタリードラマ「小野田さんと、雪男を探した男」では、第44回放送文化基金賞奨励賞受賞、 第34回 ATP賞 奨励賞受賞といった受賞歴を持つ。
近作は2023年NHKドキュメンタリー「6,000曲のパレード 作曲家・梶浦由記」を企画・ディレクター。
最新作の映画「星より静かに」では、企画、プロデュース、脚本、監督 、出演を果たし、第49回湯布院映画祭にて映画祭最後を飾るクロージング上映に選出された。執筆した著書に『6,000曲のパレード 作曲家・梶浦由記 異才の流儀』(NHK出版)『もう一度、表舞台に立つためにーADHDの映画監督 苦悩と再生の軌跡ー』(中央法規出版)がある。
2025年初夏、私は映画『星より静かに』で監督・脚本・主演を務め、大きな話題を呼びました。この作品はADHDをテーマにした、ドキュメンタリーとドラマが融合した異色の映画です。私自身がADHDの当事者であり、だからこそ「生きづらさ」を自ら演じ、真実の表現に挑みました。その真摯な姿勢が評価され、第49回湯布院映画祭ではクロージング作品に選出されました。
また同時に、自伝本『もう一度、表舞台に立つために ― ADHDの映画監督 苦悩と再生の軌跡 ―』を上梓しました。子ども時代から現在に至るまで、ADHDゆえに人知れず苦しみ、社会に適応できずにもがきながら、それでも再び「表舞台」に立とうとした私の軌跡を綴っています。
講演では、この書籍をきっかけに、ADHDの苦悩や孤独、そしてそれをどう乗り越えてきたかを、ユーモアと切なさを交えながらお話ししたいと思います。冒頭ではADHDの話題を切り口にしますが、実はこの講演は、ADHDに限らず、借金、病気、離別など、人生のどん底にいるすべての人に向けた「再生の物語」です。聴いてくださる皆さんの心に、静かに、しかし確かな勇気を届けたいと考えています。
また私は長年、映画・テレビ業界で活動してきましたので、作品制作の裏側や、初監督・主演作での失敗談なども、時に笑いを交えながらご紹介できればと思っています。
真剣さとユーモアを併せ持った、唯一無二の語り手として、参加者の心に残る講演をお届けします。
映画のトークショーやイベント講演など
【テレビ】
ドキュメンタリー番組MXテレビ「TOKYO 1weekストーリー」
YOUテレビ
【ラジオ】
「大竹まことのゴールデンラジオ」
【新聞・web・雑誌】
聖教新聞
読売新聞
月刊シナリオ
映画ビジネス
北日本新聞
神奈川新聞
赤旗
東京新報
女性自身他多数
「6,000曲のパレード 作曲家・梶浦由記 異才の流儀」(NHK出版)
『もう一度、表舞台に立つためにーADHDの映画監督 苦悩と再生の軌跡ー』(中央法規出版)
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