いなばゆか
（いなばゆか）

＜闘病・生き方＞

「病気でも、私は私を生きる。——若年性乳がんが教えてくれた「生き直す」という選択」

新婚半年、幸福の絶頂に居た私を地獄へ突き落したがん宣告。胸を全摘し、抗がん剤で髪もすべて抜け落ちました。鏡に映る自分から、女性としての誇りや自信が一つずつ消えていく感覚。未来も、希望も、何も見えなくなった時期がありました。その先で私の心に残ったのは、とても小さく、しかし確かな「旅をしたい」という心の叫びでした。本講演では、病気を克服した“美談”ではなく、喪失の中で何を失い、何を取り戻してきたのかを丁寧に語ります。若年性乳がんという現実と向き合いながら、自分の人生を自分で選び直すまでの過程を、静かな感動と共にお届けします。おっぱいに別れを告げるためのヌード撮影、どうせなら理想の胸を手に入れると決めた豊胸手術、傷ついたこの胸は金継ぎのように唯一無二の輝きを得た。人生は、すべてを失ったように見える場所からでも、もう一度歩き出せることを伝える講演です。

＜闘病・習慣＞

「失ったからこそ、私は「幸せになる練習」を始めた——若年性乳がんとセルフラブの習慣が人生をつくり直した」

20代で若年性乳がんを宣告され、胸を全摘し、抗がん剤で髪もすべて失いました。女性としての誇りや自信が静かに崩れていく中、私の中に残ったのは「それでも生きていく」という感覚でした。そこで始めたのが、自分を大切にする小さな習慣です。体の声を無視しないこと、感情を否定しないこと、日々の選択を自分に戻すこと。その積み重ねが、医師に不可能と言われた自然妊娠、出産へとつながりました。闘病しながら夫と二人50ケ国、1年半もの間世界中を旅し、チベットで死を受け入れる祈りや、モロッコのラマダンで命を分かち合う人々に触れ、幸せは条件ではなく姿勢だと知ります。がんで胸は無くなったけど代わりに世界中の人々とハグを交わし、この胸は愛で満たされた。本講演では、喪失の先で人生を築き直すための現実的でやさしい一歩をお伝えします。

＜女性の身体・癌にならない生き方＞

「「無理です」と言われた体で、私は母になった——女性の体と心に眠る、本当の回復力」

医師から「自然妊娠は不可能」と告げられた体で、私は年子を自然妊娠・出産しました。それは奇跡ではなく、自分の体を疑うことをやめ、信じ直した結果でした。本講演では、病気や診断、過去の経験によって「できない」と刷り込まれた思い込みを、どのように手放してきたのかを語ります。専門知識ではなく、日常の選択と習慣を通じて体との信頼関係を取り戻すプロセスを共有します。女性が自分の体を敵にしないとき、人生は静かに回復し始める。乳がんを克服し妊娠出産を果たした本人だからこそ届けられる説得力とその希望を届ける講演です。

＜人生の再起＞

「人生のどん底は、実はスタート地点だった——止まってしまった人生を動かす現実的な一歩」

「私は今、うんこの中にいる」下水道で見た青空と、チベットで見た青空は同じだった

講演家になる前、私は寿司屋のパートとして下水道掃除をする日々を送っていました。汚れた駐車場で、ふと見上げた青空。その空が、チベットで見た青空と同じだったと気づいた瞬間、人生の見え方が変わりました。ママだから時短でもパートでもいいから稼がなきゃいけない。自信も実績もなく、夫に命じられるがまま言われるがままに働いていた日々。そこから講演家として独立し、評価される立場になるまでに必要だったのは、特別な才能ではありません。どん底と世界の頂を行き来した体験を通して、環境に縛られずに希望を見出す思考の転換をお伝えします。本講演では、失敗や遠回りを隠さずに語りながら、人生を立て直すために実際に行ってきた思考と行動を整理してお伝えします。今、立ち止まっている人が「自分にもできる」と思える再現性のある講演です。

＜自分軸・意思決定＞

「「やらねば」をやめたら、人生は一気に加速した——世界50カ国が教えてくれた選択の基準」

私たち日本人誰よりも真面目だからこそは知らないうちに「やるべきこと」に人生を委ねています。病気をきっかけに人生のレールからドロップアウトし余命の限り遊び尽くす！と真面目な価値観を手放し、「やりたい」を基準に選択するようになったとき、私の人生は驚くほど動き出しました。世界の人々はもっと自由で泥臭くてたくましくて美しかった。世界50カ国を巡る中で出会った多様な生き方や価値観、出発３日目で入院、集団スリ、チベットの坊さんに騙されるなど思わず笑ってしまう失敗談を交えながら、自分軸で意思決定するための考え方をお伝えします。本講演は、人生の主導権を自分に戻したい人に向けた、実践的な生き方の講演です。

香港ウォーカー、インドネシアのドキュメンタリー番組

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