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小室淑恵
(こむろよしえ)

株式会社ワーク・ライフバランス代表取締役社長/金沢工業大学客員教授

講演依頼は年間約200件。

アンケート満足度は平均97%で、特に役員・部門長クラスから、目から鱗だった、との評価が高い。
2006年株式会社ワーク・ライフバランスを設立、「働き方改革コンサルティング」を1000社以上に提供。
クライアント企業では、労働時間の削減や有給取得率の向上だけでなく、業績が向上し、社員満足度の向上や、自己研鑽の増加、企業内出生率の向上といった成果が出ている。

 

長時間労働体質で疲弊している企業を、生産性が高くコミュニケーションの多い、心理的安全性の高い組織に改革する手腕に定評がある。
「朝メール.com」「介護と仕事の両立ナビ」「ワーク・ライフバランス組織診断」「育児と仕事の調和プログラムarmo(アルモ)」等のWEBサービスを開発し、1000社以上に導入している。

 

2009年に開講した「ワーク・ライフバランスコンサルタント養成講座」の卒業生は2000名以上。
そのうち約600名が加盟・認定コンサルタントとして全国の都道府県で活躍中。
多種多様な価値観が受け入れられる社会を目指して邁進中。著書は『働き方改革生産性とモチベーションが上がる事例20社』(毎日新聞出版)『プレイングマネージャー「残業ゼロ」の仕事術』(ダイヤモンド社)『6時に帰るチーム術』(日本能率協会マネジメントセンター)『マンガでやさしくわかる6時に帰るチーム術』(日本能率協会マネジメントセンター)『男性の育休家族・企業・経済はこう変わる』(共著、PHP新書)等、34冊。
ヘルパー2級の資格を持ち、介護のボランティアも定期的に行っている。
二児の母でもあり、充実したワーク&ライフを過ごす活動的な女性として支持を得ている。

主な講演テーマ

「経営戦略としてのダイバーシティ・働き方改革」

ダイバーシティに取り組むことで業績を向上させている企業の事例を多数解説します。育児中の男女、女性管理職に、シニア、外国人、LGBTQ。職場の人材は多様化しています。
多様な部下を持ち、テレワークの導入も増える今、男性管理職も多くの悩みをかかえています。今までのマネジメントスキルでは通用しない職場において、多様な人材が能力を発揮できる職場を作り、成果を上げていくには。具体的に明日から取り入れられる方法や、他社で既に行われている事例も紹介しながら、これからの管理職に求められるマネジメントスキルやチームビルディングについて考えます。

 

「~テレワークでも職場でも生産性高く働く!~with コロナで変わる日本の働き方」
コロナをきっかけに日本の働き方は一変しました。しかしながら、ただテレワークをするだけでは、生産性が落ちたり、人間関係が悪化します。テレワークでも職場でも、今まで以上に成果と利益を出して、よいチームワークを築いていくには、マネジメントの仕方に秘訣があります。
1000 社のコンサルティング実績から導き出した新しいマネジメントの秘訣・WEB 会議のコツ、すでに挑戦している企業での好事例や、会社が提供すべき環境やツールについてご紹介します。

 

「失敗しない!働き方改革~マネジメントの新しい秘訣は心理的安全性~」
組織として生き残っていくには働き方改革への早急な対策が必須といわれる昨今、取り組みを加速させるために欠かせないのは「マネジメント力」です。
たとえば、働き方改革に対して先進的に取り組み成功を収めている企業の場合、残業削減や売上向上ばかりを目標として掲げるのではなく、 社員間の関係性の質や心理的安全性に注目している、という特徴があります。
こういった実例を挙げながら、働き方改革を進めるためのマネジメントのポイントを解説し、 特に重要な心理的安全性についての理解を深めていただきます。

 

「テレワーク活用時代における、健康で生産性の高い組織を作る働き方改革~秘訣は睡眠~」
テレワークへのシフトは、企業の生産性を向上させるチャンスである反面、社員一人ひとりが見えづらくなることで、健康面に課題を感じるケースも増えてきました。
鍵を握るのは「睡眠」です。睡眠は生産性向上やメンタルヘルス対策に繋がり、今後ますます重要になります。
本講演では、睡眠を取り入れて生産性を上げた企業の事例、働き方改革の多種多様な業界の事例についてお伝えします。

 

「いまこそ加速!働き方改革~1000社の事例と具体的な導入法~」
1000 社の働き方改革を支援してきました。かつての長時間労働と均質性の高い組織で強い成功体験のある企業が、今次々と新しい働き方に飛び移り、生産性を飛躍させています。
経営陣が変革の必要性に腹落ちし、自らコミットするにはどのようなアプローチが有効なのか。管理職は具体的に自身のマネジメント方法をどう変えるべきなのか。社員がリモートでも、生産性を落とさずに安心して仕事ができる仕組みとは?多様な業界で、働き方を変え、業績を上げた企業事例を数多くご紹介します。

 

肩書

株式会社オンワードホールディングス社外取締役
パシフィックコンサルタンツ株式会社社外取締役
CLIPLINE株式会社社外取締役
金沢工業大学大学院客員教授
朝日生命保険相互会社評議員
にっぽん子育て応援団企画委員
一般財団法人 三菱みらい育成財団選考委員

ココがオススメ!

ワーク・ライフバランス」という言葉をご存知でしょうか。

 

ワーク・ライフバランスは仕事と家庭のバランスをとることだけではなく、様々な価値観や状況における人々がその能力を十分に発揮出来るよう環境を整えることを意味しています。

 

私達を取り巻く社会環境は刻々と変化しており、時代と共に働き方も多様化してきています。
少子高齢化、核家族化、介護社会、女性の社会進出などの変化で従来の働き方の見直しや新しい価値観が求められ、誰もがその変化に備える必要性が出て来ています。

 

こうした状況を踏まえ企業は早急な組織改革を行い、社員一人一人の能力を十分に活かすことが出来る環境を構築していかなければならないのです。

 

講演会ではワーク・ライフバランスの意味や必要性働く女性の仕事と家庭の両立、男性にとっても今後増加するであろう仕事と介護の問題等、広い意味での「ワーク・ライフバランス」をお伝えします。

 

また企業が社員のニーズにあったケアを提供することで、個人生活が充実し、結果的に企業の活性化へと繋がること。
実際に「ワーク・ライフバランス」を実践する為の心構え、組織運営や経営体制作り、新たなマネジメント法などもわかりやすく解説いただける内容となっています。 個

 

人の充実が仕事の充実に繋がり、企業の活性化によって個人の生活にも潤いを与える、そのような「働きやすい社会」を訴える講演、フォーラム、セミナー、トークショーです。
「ワーク・ライフバランス」が、社会全体に更なる拡がりを見せる日も近いでしょう。

主な経歴

日本女子大学文学部在学中、猪口邦子教授の講演に感銘を受け、それまでの専業主婦志向だった価値観を変えるべく渡米を決意。1年間アメリカに滞在、住み込みのベビーシッターを経験。住み込み先のシングルマザーの女性が、育児とキャリアを両立している姿を目の当たりにし、衝撃を受ける。

その時から育児と仕事の両立支援を自らのテーマと位置づける。帰国後、大学4年時にネットビジネスのインキュベーションを行う(株)ネットエイジにてインターンを経験。全社営業成績の87%を稼ぎ出すといった偉業を達成する。

 

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1999年(株)資生堂に入社。
奈良支社に配属後、翌年社内のビジネスモデルコンテストで優勝し、1年という異例の速さで本社経営企画室IT戦略担当に抜擢。

同社の経営企画・経営改革を進める傍ら、女性が働きやすい社会を実現するために、インターネットを利用した育児休業者の職場復帰支援サービス新規事業を立ち上げ、社内起業家として社内外から脚光を浴びる。

日経ウーマン・オブ・ザ・イヤー2004・キャリアクリエイト部門受賞。

 

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2005年9月に資生堂を退社後、2006年7月に株式会社ワーク・ライフバランスを設立。

女性の育児休業者に限らず、男性の育児休業者、介護休業者、うつ病などでの休業者が職場にスムーズに復帰することができるようにサポートする仕組み「armo(アルモ)」を開発。

近年増加傾向にある様々な事情で仕事を休まなくてはならない方も復帰後にきちんと職場でステップアップしていける仕組みを創ることで、多種多様な価値観を受け入れられる弾力的な日本社会にするべく、日々尽力している。
「armo(アルモ)」は2006年11月に「第3回日本ブロードバンドビジネス大賞」を受賞。

 

2008年1月には、設立以来ご提供してきた「ワーク・ライフバランス コンサルティング」のうち、大変お問い合わせの多い「残業削減」「育児・介護休業に関するガイドブックの作成」、「働き方の風土改革」、「ワーキング・グループ社内運営サポート」、「事業所内託児所設置」についてそれぞれプラン化、ご案内を開始。

また、2007年10月1日より東京都新宿区より「ワーク・ライフ・バランス推進企業認定制度」に伴う区内企業へのコンサルティング業務の委託を受け、行政と連携して中小企業から大企業まで、企業の規模に関わらず広くワーク・ライフバランスの実現に向けてのサポートを実施している。

 

そのほかにも、女性の欲しい商品を女性達でつくる「ミアマーノ」と称した女性7人の企画・コンサルティング集団を結成。企業の女性向け商品・サービス開発をコンサルティングすることで、女性ならではの視点で新しい価値を世の中に提供している。

また、ものごとをわかりやすく論理的に伝えるプレゼンテーションには定評があり、社内研修講師・講演依頼が多数。

 

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私生活では2003年に結婚。2年間の日本・アメリカ間での遠距離結婚生活を経て、2006年4月、第一子を出産。充実したワーク&ライフを過ごす活動的な女性として多くの人から支持を得ている。

主な著書内容紹介

『なぜ、あの部門は「残業なし」で「好成績」なのか 6時に帰るチーム術』

様々な会社やグループにおいて、ワークライフバランスのコンサルとして活躍中の小室淑恵氏。
最近ではテレビや様々なメディアにも出られています。

 

「なぜ、この部門は、いつも残業しているのだろう」「なぜ、この人だけ、残業が多いのだろう」と思うことがあります。
様々な状況があるかもしれませんが、この本に書いてあることを一度、考えるのも良いと思います。

 

内容は、大きく2つの部に分けられます。
第1部 今、「チーム術」が求められている理由
第2部 「チーム術」を実践する6ステップ・25のツール

 

従来からある、チーム・マネジメント(チーム運営の考え方と手法)の概念に「ワークライフバランス」という視点を取り入れることが、重要だと訴えています。

 

「ワークライフバランス」をとりいれて、それを実践していくためのツールを紹介しています。
「メンバー全員が、毎日残業なし6時に帰っても、きちんと効果が上がり続ける」そういう組織の自動生産性アップ術を提案しています。

 

例えば、
・限られた時間の中で仕事をうまく回すためには、「その人でなければできない仕事」を、どんどん減らしていくことも大切。
・限られたメンバーで成果を上げるためには、「1+1=∞」の結果を生むような、チーム全体としてのパフォーマンスを意識しなければならない。
・チームのコミュニケーションを活性化させるためには、まずはマネジャーが働きかけて、メンバーがリラックスして仕事をできる雰囲気をつくらねばならない。
・自分のやったことが周囲から感謝され、それによって自分が成長していることが感じられる。そして自分の成長がチームの成果や会社の成長につながっている。

 

こうした実感や体験こそ、これからの時代の「新しい働く報酬」となるはず。
・・・など。

 

他にもチーム術の中で、「ほめワード」というものを紹介しています。
「すごい」「助かった」「期待している」「ありがとう」の4つで、「怒るマネジメント」よりも「ほめるマネジメント」を実践し、「ほめ言葉が回るチーム」を作っていくことが大事だと主張しています。

 

感謝を伝えることで相手の仕事に対する期待感が伝えられます。メンバーが気持ちよく仕事ができるのであれば、どんどん「ありがとう」を言ったほうがよいのです。

 

他にも小室淑恵氏が推奨するものとして、「朝メール」というものがあります。
これは会社の部内メーリングリストに、始業後、業務の「時間見積もり」と「優先順位」を確認してから業務を始めさせるもの。
・時間は15分単位で考える
・業務とそれにかける時間(時間見積もり)をセットで考える
・残業は見込まず、就業時間内で終わるようにスケジュールを立てる
・各業務に優先順位を付ける

 

これを行うことによって部内で誰がどれだけの業務を抱えているか、また、どの業務に時間がかかっているのか、業務をこなすのが苦手なのか、などがわかります。
把握することで今後どのように仕事をしていくか考えることが出来ます。

 

会社における、管理職・役員クラスの方々におすすめの一冊です。

 

 

主な講演実績

主な講演・研修実績

東京ガス株式会社/大和証券株式会社/東日本旅客鉄道株式会社/株式会社日立製作所/経済産業省/三井住友海上火災保険株式会社/エーザイ株式会社/住友生命/株式会社オンワードホールディングス/株式会社銚子丸/東芝プラントシステム株式会社/SOMPOホールディングス/王株式会社/キリンビール株式会社/株式会社桃谷順天館/浜松市教育委員会/龍谷大学/国立大学法人長崎大学/株式会社パソナ/フランス大使館/仙台市/JXTGエネルギー株式会社/京都外国語大学/日本民間放送連盟/他多数(順不同)

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