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先日、浜内千波さんの講演会に同行してきました。
会場には終始穏やかな雰囲気が漂い、まるで料理教室にいるような親しみやすさが印象的でした。
そんな浜内さんの講演会の様子をレポートいたします。

| 講演タイトル:『カラダとココロを大切にするための食事』 講 師:浜内千波(料理研究家/食プロデューサー) 聴 講 者 業 種:企業 聴 講 者 属 性:女性社員の皆様 |

冒頭、家庭での献立づくりは多くの女性が悩んでいるという実情に触れ、「レシピに縛られず、冷蔵庫にあるもので自由に料理していいんです」とお話をされました。家庭料理は外食の真似ではなく、日々の暮らしに寄り添ったものでいいとのこと。たとえば、旬のお野菜や冷蔵庫にあるものを選び、それを中心にメニューを考えるという柔軟な発想が、家庭料理の楽しさにつながるのだと教えてくださいました。
調味料の使い方についても、「しょうゆを塩に変えるだけで、和風から洋風に変わるんですよ」とお話され、いくつかアレンジの具体例を交えながら、調理の自由度と工夫の大切さをわかりやすく説明されていました。
続いて、たんぱく質の重要性についても具体的な数字をあげて説明がありました。「人間の体は水分の次にたんぱく質が多いんです」と話し、鉄筋コンクリートに例えてその役割を説明されました。体重1kgあたり1〜1.5gのたんぱく質を目安に、1食で20〜30gを摂取することが理想的だとアドバイスされました。
ただし、たんぱく質の摂りすぎにも注意が必要。「日本は認知症の患者数が多い国ですが、たんぱく質の過剰摂取も一因かもしれません」とのお話には、会場からも驚きの声が上がっていました。
野菜の摂取についてもご自身の実践方法を交え紹介されました。生野菜のサラダは酵素やカリウム、ビタミンCが豊富で、塩分の排出にも役立つとのことでした。加熱調理による栄養の変化や、便秘予防に役立つ食物繊維の重要性についても丁寧に説明されていました。
特に印象に残ったのは、「捨ててしまいがちな野菜の皮や葉にも栄養がたっぷりあるんです」というお話。ブロッコリーの葉や大根の葉、キャベツの外葉など、普段は見過ごしがちな部分にこそ栄養が詰まっているとのことで、真剣に聞いている参加者の方もたくさんいらっしゃいました。
最後に、抗酸化作用を持つ食材の大切さについてお話されました。「活性酸素が増える現代だからこそ、ビタミンCやポリフェノールをしっかり摂りましょう」と呼びかけ、ごぼうやれんこんのアクにはポリフェノールが含まれているため、水にさらさずに調理することで栄養をしっかり取り入れられると説明されました。
講演の締めくくりには、「食事はカラダとココロを整える大切な時間です。手間をかけることが愛情であり、健康への第一歩です」とお話され、会場全体が温かい気持ちに包まれました。日々の食生活を見直すきっかけとなる、心に残る講演でした。浜内さん、素敵なお話をありがとうございました!

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