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品川隆幸
(しながわたかゆき)

株式会社シナガワ 代表取締役会長

1972年、東大阪市内に品川ゴム製作所を創業。
1990年、株式会社シナガワに改組。
1995年、東大阪異業種交流グループ「メカトロ21」(現在FOCX)に入会し、モノ作りネットワークの異業種間の交流を積極的に進める。
1998年、東大阪異業種交流グループ「ロダン21」立ち上げ、代表幹事に就任。
2001年、「株式会社ロダン21」に組織変更し、社長に就任。
2005年、東大阪市より「モノづくり親善大使」拝命。

 

講演では、自らが創業し、45年の企業を継承した経験と事業再生について詳しくお伝えします。

出身・ゆかり

島根県・大阪府

主な講演テーマ

「100年企業を目指す、事業承継」
・帝王学としての経営哲学
・経営者と後継者との対話
・対話から見えた課題の洗い出しなど

自らが創業し、45年の企業を継承した経験と事業再生について詳しくお伝えします。

 

「事業承継とM&A」
事業承継を考える上で、企業の寿命を考える必要がある。その時に必要なことは、いかに長寿企業へと変貌を遂げるか。その際に必要なことは、変化に対応できる組織作りと、経営者の重要な考え方です。

 

「長寿企業の秘訣は新事業創出」
時代の変化に対応できる企業が生き残る。お客様のニーズに応えながら、新規分野に取り組んでいくことが強みになる。異業種交流グループを結成し、継続してきた体験から、新規事業の立ち上げに多数関わってきた。その自らの体験を元にお伝えします。

肩書き

株式会社シナガワ 代表取締役会長
株式会社ロダン21 代表取締役会長
東大阪異業種交流グループロダン21 最高顧問

主な経歴

昭和17年1月5日生まれ(1942年)。
島根県大田市出身。

 

【経歴】
1972年(昭和47年) 東大阪市内に品川ゴム製作所を創業。
1990年(平成2年)  株式会社シナガワに改組。
1995年(平成7年)  東大阪異業種交流グループ「メカトロ21」(現在FOCX)入会。モノ作りネットワークの異業種間の交流を積極的に進める。
1997年(平成9年)  中小企業創造活動促進法のもと、ベンチャー企業としての認定を大阪府知事より受ける。
1998年(平成10年) 東大阪異業種交流グループ「ロダン21」立ち上げ。同時に代表幹事に就任。
1999年(平成11年) 大阪市公害防止条例認定許可工場。第15回東大阪市優良企業表彰。
異業種15社で「有限会社ロダン21」設立。
2000年(平成12年)  NPO法人東大阪地域活性化支援機構設立。副理事長就任。
2001年(平成13年) 「株式会社ロダン21」に組織変更、社長就任。
2002年(平成14年)  ISO9001,14001取得。
2003年(平成15年) 事務所をモノづくり支援拠点「クリエイション・コア東大阪」へ移す。
2005年(平成17年)  東大阪市より、「モノづくり親善大使」拝命。
2014年(平成26年) 大阪府「大阪ものづくり優良企業2013匠印」受賞。
2014年(平成26年)  11月、(株)シナガワ本社工場移転(現在地)。
2015年(平成27年) 経済産業省「元気中小企業300選」表彰。
2016年(平成28年)  東大阪市CSR経営表彰受賞。

 

【公職】
東大阪市モノづくり親善大使
大阪府異業種交流促進協議会 副会長
東大阪工業協会 理事
大阪市インキュベーションアドバイザーIAG審査員
富山県トライアル発注制度コンサルティング
IKK大阪府異業種交流促進協議会 副会長
NPO法人東大阪地域活性化支援機構 副理事長

講演内容

“モノづくり支援”“異業種交流の意義”“産学連携”“売れる商品”“モノ作りは人作り”“リーダーの条件”“失敗の教訓”などのテーマで全国各地で講演活動にも力を注いでいる。

東大阪市には、数年前には製造業が8600社あったが、最近は8000社を切った。しかし集積密度は今なお高く、小さなネジからロケット部品や飛行機のパーツなどの大物まで、文字通り何でも作れることが最大のウリ。
株式会社シナガワは創業して30年間になるパッキン加工の会社で、ゴムやプラスチックなど柔らかい素材を精密に加工する技術を売り物にしている。携帯電話の小さなパッキン部品が好調で国内でもオンリーワンといわれるようになったが、近年の世界経済の変化と日本の不況下では、小さな一企業の単独の努力だけでは生きられないという危機感をもった。
「パッキンは物と物をつなぐものだが、それなら自分は人と人をつなごう」
と考えて、いろいろな異業種グループに参加していたが、入ってみて、目的もテーマも希薄で器だけという感じであるのに驚いた。リーダーもなく、みんな仲間であるはずなのに、互いが何をやっている会社かということさえ知らない状態だった。
危機感を感じて新しいグループを作ろうとしていた時、東大阪市で新産業や新事業を立ち上げるための異業種グループの公募があった。そこで平成10年4月に「21世紀を考える」という主旨で「ロダン21」を発足した。

 

「自分の発想で作ったものは売れない」ということが分かった2年目の売れ残り品見学会
発足して1年目は視察や勉強会などを行い、2年目は各会社がお互いに何をやっているのか勉強することにした。各会社を訪ねると意外なことが分かった。
元来、東大阪市のものづくりはパーツを中心とした技術のエキスパート集団であった。小さな町工場が多いため、試作品やパーツなどに強い一方で、大量生産の製造には向かない。それにもかかわらず、各社ともいろんな製品・商品づくりに手を出していた。
行ってみると、売れると思って売れなかった製品・商品がいろいろ出てきた。「飛ばない練習用のゴルフボール」「カレーのルーの自動攪拌機付きの鍋」「いたずら防止ボルト」など。
ロダン21では、まずそうした売れ残り製品・商品の「くさし合い」をやることにした。それをやると一生懸命にやって売れなかった本人は青筋立てて怒気を発したが、マーケットを無視したもの、自己満足のものは売れないのだということが分かった。見逃せないのは各社ともいたってマジメに作ったことであった。僅かに東大阪のものづくりの技術の高さは生かせたが、「ものが簡単に作れてしまう」ことが、かえってマーケットを意識しないことになり、失敗につながったようにも思われた。
最初は、「我々中小企業は、組織力が小さいから……」というのが原因と考えたが、みんなで検証した結果、「売れないものを作っていた」「自分の発想で作ったものはだめだ」「マーケットの発想でないとだめだ」というのが共通理解になった。それから、やはり中小企業が1社だけでやると、色・デザイン・機能・コスト・ネーミング・パッケージまでのフォローは難しいということも分かった。

 

「ものづくり何でも引き受けます」「売れないものを売れる製品に」をキャッチコピーに
それぞれの企業の技術的特徴や製品づくりのプロセスをお互いにつつみ隠さず報告し合ったことで、仲間の企業がどういう工夫をして、どこに一番重要な技術力の力点を置いているのか、おぼろげに分かるようになった。
こうした活動をもって、地域の企業の特性をもって、ロダン21では「売れないものを売れる製品に」「ものづくり何でも引き受けます」をキャッチコピーにした。メディアがそれに注目し、宣伝してくれるようになった。「お客のニーズ呼び込み」と「コアコンピタンスの確立」(この技術だけはどこにも負けない)ということをPRするようにした。
ロダン21の形態は、「企業の提携」(コラボレーション)というよりも、「企業の連合体」(アライアンス)として総合製造業を手がける新しい一つの会社という性格に近づいている。今では当初の1業種1社ではなく、1業種10数社によって、より競争力のある活動に高めようということで、中小企業のネットワークによるメンバークラスターをつくり始めた。
「こういう製品はできないか」という問い合わせに対して、企画会議で「この案件について参加したい人(会社)」と、この指とまれ方式で参加を集める。名乗りを挙げる会社は、設計や成型、部品、機械など、それぞれの分野で特徴を発揮するよう最大限努力していく。

 

「製品」と「商品」は決定的に違う
製造業者が、思いついたアイデアで製品を作ることはよくある話。けれど、それが思うように商品としてヒットすることは難しい。製造業者が商品を作ろうとする時、どうしても「作る側」として商品開発を進めてしまうからだ。
「こんなモノ初めてだ!」と、他にないから売れるに違いないと思っても、実用的でないものは売れない。またそういうモノは売りが「めずらしいモノ」というだけなので、商品のプレゼンテーションができない。
「商品とは消費者のモノ、製品とは製造者のモノです。」
「製品」づくりに陥らないよう、ロダン21は製造業者、デザイン業者、販売業者のメンバーにより、商品化への流れをあらゆる角度から進めている。

 

異業種交流の秘訣は「ズケズケ言うこと」
「たいていの異業種交流会ではみんな互いのことをよく言ってばかりだけど、それじゃだめなんですよ。うちはズケズケ言っています。結果的にはそれが一番親切なんだから」。
新アイデアを出し合い、良いものならすぐにでも商品化、だめなものには「ここがアカン」とやはりすぐに言うこと。変にお世辞を言われてその気になるより、結局はその会社・会員のためになる。

 

【失敗の教訓】
(1)製造業が考えても売れない。
→注文を呼び込むような体制をつくる
(2)自己満足の製品をつくってはいけない。
→「必ずヒット」すると思っても、お客がいるかどうかは分からない。
(3)完全にマーケットを無視している。
→マーケットは「こんなもの欲しい」というのは一つもない。
(4)デザインとカラーの無頓着
(5)データがない検証がない
(6)ネーミングとパッケージ
(7)カタログが意味不明
(8)リサーチ不足
→ものまね製品になっている
(9)世の中にないもの
(10)市場価格を無視した商品
→原価積み上げしかやらない
→思う値段の1/4しか実際には評価されない
(11)メディアの利用
→人の宣伝をする。自分のことばかり押しつけない。
(12)仲良し倶楽部からの脱却

主な講演実績

エルセラーン大阪/産経新聞/大阪商業大学/日本中小企業学会西部支部大阪商業大学比較地域研究所/(株)竹中工務店、他多数。

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