岡崎倫夫
（おかざきみちお）

戦略コンサルタント

外資系製薬企業にて、人材育成、マーケティング、戦略プランニング、デジタルアプリケーション開発のPM／PMOとして従事。退職後は製薬企業特化型のコンサルティング会社にてコンサルタントして、講師としての登壇およびマーケター育成カリキュラムの構築などを行う。独立後はランチェスター戦略を基盤として、より実践応用を可能にするために、独自のアルゴリズムによる分析手法を構築（特許取得済）。また分析結果に対する意思決定のために、ゲーム理論を用いてデータ駆動戦略策定とリソース配分を支援。

独自に構築した分析アプリケーションの提供の他、インストラクションおよびコンサルティング業務を行っている。

現在は医療法人の顧問として経営企画にも従事。

登録テーマ・ジャンル

ビジネスマーケティング

出身・ゆかり

愛知県

主な講演テーマ

「ランチェスター法則による分析と、ゲーム理論による意思決定による競争市場における戦略」

人口減少や景気後退により、市場ライフサイクルは成熟期から衰退期へと移行しています。その結果、市場規模の縮小傾向により、一方が得る利益は他方の損失となる「ゼロサムゲーム」となります。ランチェスター法則は、「強者の法則」と「弱者の法則」を通じて、市場における競合他社との競争を量的に分析します。これにより、企業は自社の市場シェア、競争力、リソースの投入量を最適化するための戦略を立てることができます。ゲーム理論は、競合他社の存在下での意思決定を分析するフレームワークです。競争相手もまた合理的な選択を行うと仮定することで、相手の動きを予測し、自社の最適な戦略を決定することができます。ランチェスター法則とゲーム理論を組み合わせることで、企業は競争環境における量的および質的な分析を行い、時には「戦わずして勝つ」など、より総合的な戦略的意思決定を行うことが可能になります。