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若林史江 講演会講師インタビュー

高校卒業後、事務職に就きたいと投資顧問会社に就職。
ひょんなことから株式投資を始めることになり、その魅力に取り付かれた。
20歳から株式投資を始め、美人トレーダーとしてメディアに登場。
TOKYO MX「5時に夢中!」にレギュラー出演し、マツコ・デラックス氏とのコンビはすっかりお茶の間の顔として定着。

株式評論家として、また母として、昨今の株式投資をどのように捉えているのだろうか。
講演やセミナーでの活動内容やこれから投資の道を歩もうとしている方に伝えたいことなど、じっくりと語ってもらった。  

(text:伊藤秋廣、photo:小山幸彦)

本当の意味でお金のことを考える必要が生じてきました

若林史江──主にどのような企業・団体から講演のご依頼がありますでしょうか。

 

若林:基本的には、これから株をはじめたいと考えている初心者、経験者を含め、“投資家層”と呼ばれる方々に向けたセミナーや講演が多いですね。

 

TVなどで告知させていただくと、“これまでまったくやったことがない”という方々が、かなり多く集まってきてくださるので、年々、投資に対する機運の高まりを実感しているところです。

 

おもしろいもので、株や投資に関連する雑誌や書籍の購買部数もそうですが、私のセミナーへの来場者数は、必ず日経平均に比例します。

 

でも私が思うには、本当は景気が悪いときに勉強してもらいたいんですよね。だって2012年末、8000円台だった日経平均が、今は2万3000円ですからね。

 

株ってやっぱりタイミングが大事で、景気回復と後退は必ず繰り返していますから、後退しているときにどのようなポジションがとれるか、どのようにお金と向き合うことができるかということが重要になります。

 

どうしても景気が悪くなると節約に走りがちですが、実はそこにチャンスがあったりします。

 

──近年、政府が主導するカタチで“貯蓄から投資へ”といったスローガンが展開されているように思えますが。投資家層の変化など感じられていますか。

 

若林:女性が増えていますね。これは2003年に始まる、小泉政権下の“いざなぎ景気越え景気”の時代も同様に、政府が“貯蓄から投資へ”というスローガンを掲げていたのですが、結局、為替トレードを含め、日本人にはほとんど根付かなかったんですね。

 

当時の日本人には新しすぎたのかもしれません。そもそも、きちんとした投資教育を受けた経験もありませんでしたから、いわゆる人々のマインドが投資に向いていなかったのでしょう。

 

ところが、あれから10数年が経過。“収入が増えない時代”になりましたから、あらためて本当の意味でお金のことを考える必要が生じてきました。
“節約だけではどうにもならない”という時代になって、やっと投資マインドが上向きになってきたのかなという気がします。

 

若林史江──なるほど。若林さんのセミナーでは一体、どういったお話が伺えるのでしょう。

 

若林:もちろん、基礎中の基礎をお話しすることもありますが、ベースとなる“戦う力”が身につくようなお話をしているつもりです。

 

例えば、今日の景況はあくまで今日のものであって、明日、何が起こるかは誰も予測できません。
もしかしたら北朝鮮との間に有事が発生するかもしれませんし、トランプ大統領が突然、辞任するかもしれない。

 

そんなことは誰も予測できないし、もしも発生したら市場は大幅に揺れ動きます。
必要なのは、あくまで何が起こっても戦える力であって、“これから値が上がる銘柄”をいくら教えてもらったところで、その力がなければあまり意味がありません。
いうなれば、“これから値が上がる銘柄”みたいな情報はネット上にいくらでも転がっています。

 

それを有効な情報にするか、しないかは、自分の力次第です。
だから私は一年前にお話ししても、今日お話ししても、いつまで経っても色あせることのないようなお話を、自分の中の“啓蒙活動”と位置づけ、皆さんが自らの身を守るための術としてお伝えしています。

 

何か予期せぬ事が起こった時に、どのように対処したらいいのか? という、ほんのちょっと心に留めておくようなヒントがあるだけで、狼狽売りをすることもなく、相場と一緒になってどん底に落ちることもないかもしれない。もしかしたら、そこがチャンスと思えるかもしれない。
実は投資にはそういった技術=精神力が重要だったりします。

 

──投資や株について学べる書籍も世の中には数多く出回っていますが、若林さんのお話を生で聴いたほうが良さそうですね。

 

若林:絶対に生で聴いたほうが良いし、実際にトレードをしてみたほうが良いです。文字情報から得た知識だけでは限界があって、必ずつまずきます。つまずいたときに人の話を聞くとすんなり入ってきますよね。
本など一冊も読んだことがなくても良いんです。

 

私の話を聴いて、“こういったことが要因で値が動くんだ”“こういう風に見ていくんだ”という相場の世界観が見えた上で、本を読んでいただくとすごい勢いで吸収できます。
これは、セミナーの出席者からよくお聞きする話ですし、実際に私自身がそうでした。実際に足を運んで話を聴くのはものすごく大切です。

 

 

認められるためには、株を覚えるしかない!という反骨精神

若林史江──若林さんは、当時、どうしても男性的なイメージが付きまとっていた投資の世界に、なぜ足を踏み入れることになったのですか?

 

若林:元々、投資の世界に興味があったわけではありません。株式の仕組みなんてぜんぜんわからなかったし、それこそ“株券って何?”みたいなレベル。

 

たまたま18歳の時に父の会社が倒産し、夢だった看護師になるための進学の道が絶たれ、とにかく“働かなくちゃ”“実家にお金を入れて恩返しをしなくちゃ”と、高卒OKで、そこそこ給料がもらえる投資顧問会社に事務職として潜り込んだんですね。

 

最初は電話の取り次ぎをしていたのですが、お客様の間でちょっとした評判になって、上司から営業職への転属を命じられたんです。
本当は営業なんてやりたくはなかったのですが、“背に腹は代えられぬ”ではないけれど、受けざるを得なくて…。

ご指摘の通り、当時の投資業界は、まさにどっぷり男社会ですし若い人だっていない。
業界人が集まる会合に出席すると、私みたいな若い女性は“小娘扱い”をされてしまって、それがすごく悔しかったんですね。

 

普通だったら、おじさんたちの間でちやほやされるじゃないですか。
でもあの人たちは、そこでずっと株とお金の話をしている。
認められるためには、株を覚えるしかない!という反骨精神が生まれたのがきっかけでしたね。

 

若林史江──自分が株式投資に向いているなと思うようになったのは、いつぐらいのことですか。

 

若林:そもそも自分が投資に向いているかどうかなんて、今だってわかっていません。
負けることも、後ろを振り返ることも、頭を抱えることは今だってたくさんありますから。

 

向き、不向きというよりは、メンタルの強さは間違いなく必要で、これは株をはじめてから身についたのかもしれませんね。
だから私自身、すごく性格がキツくなった(笑)。

 

どんなメンタルかと言うと、“起きあがる力”と“自分を省みる力”です。
結局、株はゼロサムゲームではなく、減りはするけれども投資した会社が倒産しない限りゼロにはなりません。
要するにリカバリーが利くモノなんです。

 

その時点において精神力で負けてしまうのではなく、だからこそ次に何ができるんだろう? と考え、行動する必要があるんです。

 

皆さんの中には“株は難しそう”といって敬遠される方も多くいらっしゃいますが、20年やっている私でさえ、今でもわからないことがたくさんあります。
そのたびに調べて知識を付けていくのは、専門家でも初心者でも同じことなんですよ。
その知識の積み重ねとメンタルの強さが戦う術であったり、盾になったりするんです。

 

──精通したプロでもわからないことはあるのですか?

 

若林:わからないことだらけですよ!有名な経済誌の誌面に有識者が登場する“プロが予測する今年一年の株価”特集記事なんてハズれまくっていますからね(笑)。

 

だから、何度も言うように、大切なのは株価予想ではなく、突発的な出来事に対処する力なんです。
そして、それを正しくお伝えするのが私のセミナーです。

 

でも、株価って日々変わっているようで、実は過去に準じて動いていたりします。
例えば、何らかのショックが起こった際に、チャートは必ず同じ動きをします。
リーマン、3.11、9.11のときすべてそうだったのですが、みんなが総悲観で投げ打ったところで底を突くんです。

 

そういった場面に遭遇した際に自分はどのような対処をすればよいのか、そのヒントが頭にあるだけでトレード手法が変わってきます。
むしろ底値がチャンスだと思えるようなメンタルの強い人も出てくるでしょう。

 

そういう知識に経験が合わさると“知恵”となります。
この“知恵”が付けば、着実に利益がとれるような、地に足がついた、しっかりした資産運用、すなわち株式投資ができるようになるのかなと思います。

 

 

“自分らしさ”はどこにあるのか?を見ておく必要がある

若林史江──こんな時代の中で、これから、どういった心得をもって投資にトライすべきものなのでしょうか?

 

若林:これは今の時代に限ったことではないのですが、心得として持っておいていただきたいのは、“自分らしさ”はどこにあるのか?
それをしっかり見ておく必要があるということです。

 

時間も心もお金もそうですが、人それぞれに余裕が違いますから、それによって買う銘柄が変わって来ます。
本当に時間がなくて夜にしか相場を見ることができなければ、新興市場のように値動きの激しい銘柄を購入すべきではありません。

ですから投資では周囲に流されずに自分と向き合うことが大切です。

そして、その“自分らしさ”を貫き通すことも大切です。
勉強を始めるとおいしい情報がどんどん入ってくるようになります。人間ですから、どうしても飛びつきたくなる。

 

でも結局、時間がなくて随時チャートの変化を見ることができなければ、損失が発生するんです。
そこは窮屈になるくらいの我慢が必要ですね。

 

さっきの話ではないですが、これもマインドの問題です。
時には損切りしなくてはならないので、ドライにもなりますよ。恋愛にもドライになります(笑)。

 

でも、自分の大事な資産をなくさないために必要な術なので、そこはドライにならざるを得ませんね。

 

──“貯蓄から投資へ”のスローガンが浸透しつつある一方、どうしても日本人の投資マインドは他の先進国に比べて低いと言われています。どのような背景があると思われますか。

 

若林:今でも“借金を背負ってしまうのではないか?”とおっしゃる人がいるのですが、現物取引でやっていれば、投資している会社が倒産しても借金にはならないし、最大のリスクも投資したお金以上にはならないので、家を取られることもまずありません。

 

もっといえば、確かに株価は変動しますが、投資家保護のために変化の上限が15%までと決まっています。日々動いているのはあくまで日経平均で1~2%程度ですから、資産が半減するなんてことはありえない。

 

もしかしたら昭和の時代のあこぎな先物商品なんかと勘違いしているのではないかと思うんです。

確かに、東芝や東電のような不祥事はありますが、あれは交通事故のようなもの。
長い目で見れば、先ほども申したように、景気は後退と回復を繰り返しているので、この大きな流れを読む力さえあれば、誰もが儲けることができる可能性を持つことができます。

 

もう“給料があがらない”と騒いでいる時代ではありません。
高度成長期ではないのですから、上がらないのは仕方がない。

 

そんなことを嘆いている暇があったら、従来とは違うことを勉強して、違うものに賭けていかなければなりません。
そのために基本を押さえて、時代を読んで、しかるべきタイミングで投資をする必要があるんです。しかもそれは、それほど難しいことではありません。

 

若林史江──若林さんは子どもも生まれて、大変忙しい日々を送られているかと思いますが、育児と投資の両立は可能なのでしょうか。

 

若林:パソコンさえ立ち上げておけば、子どもに授乳しながらでも株価はチェックできます(笑)。
スマートフォンがありますから、買い物の途中であっても片手で簡単に操作できますよね。

 

昔は証券会社に行くか、電話をしなければ情報が得られなかったのですが、今はスマホアプリも精巧にできているので、本当にすごいと思います。
これだけ投資環境が整っているのですから、専業主婦の方でも、働いている方でも誰だってチャレンジできる、そんな時代になっていますよね。

 

──改めて“投資の魅力”とはどういったものなのか、教えてくださいますか。

 

若林:お金を得られるのはもちろん、ニュースを通して世の中を知ることができる。
そして何よりも、例えば今、仮に労働対価がなくなっても、“投資だけで生きていけるかも”という自信が私にはあります。
この自信って、今の世の中においてとても大きいものだと思うのですね。もちろん、良いことばかりではなく、つらいこともありますが、自分は相場を読んでお金を増やせる可能性を持っているというのは、すごく大きな強みですね。

 

これがまた年齢関係なく、死ぬ間際までできるので、それは自分の中での安心感につながります。それがあるだけで心のバランスが整い、豊かになります。

ついでにいえば、学歴も関係ありません。
自分の手に一生モノの職をつけるような感覚で、とりあえずはじめてみてはいかがでしょうか。

 

まずは5~10万円くらいからでも良いですね。
経験を重ねながら、少しずつ投資額を増やしてみるのがおすすめです。
その前に是非、私のセミナーにお越しいただき、投資を続けていくために必要な“基礎体力”の付け方を学んでいただければ幸いです。

 

若林史江

 

 

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