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AYA 講演会講師インタビュー

兵庫県の出身。フィットネスプロデューサー・フィットネスモデルとして活躍。また、著名人のボディープロデュースも手掛けている。講演会も積極的にこなし、その飾り気のないトークが人気。特別にデスクワークでリフレッシュできるストレッチの仕方も伺った。

(text:大橋博之、photo:遠藤貴也)

フィットネスなら誰に対しても運動の素晴らしさが伝えられる

──どのような講演をされているのでしようか?

 

 AYA 講演会としてお話をするだけのこともありますし、身体を動かすワークアウトこともあります。前半にお話をして後半にワークアウトをすることもあります。フィットネストレーナーの視点から、運動の大切さや、ライフスタイルと食事をテーマに、講演会やトークショーでお話しをしています。でも、私自身としては身体を動かしている方が好きなので、みんなで一緒にワークアウトをする方が楽しいですね。

 

──どちらが多いのですか?

 

AYA 半分半分です。以前は、何百人が集まるワークアウトライブを日本全国で行っていましたが、コロナ禍になって人を集めてワークアウトをすることが難しくなってだいぶ減りました。でも、みんなで一緒の空間で運動をするのは素晴らしいと思っているので、落ち着いたらまた、日本全国を走り回って行きたいと思います。

 

──フィットネストレーナーになったのはどうしてなのですか?

 

 AYA 運動の仕事に就きたいと考えるようになったのは、物心ついたときからキャッチボールをしたりバスケットボールをしたりして「身体を動かすことが何よりも楽しい」と思ったからです。そこから「運動をお仕事にしたい」というのが私のザックリとした夢になりました。運動を仕事にしている人で、まず最初の出会いは体育の先生です。「私は体育の先生になるんだ!」と思い、その夢は大学に入っても変わりませんでした。

 

──スポーツ選手は考えなかったのですか?

 

AYA 運動のお仕事は体育の先生しかないと思っていました。それに、私は教える人が向いていると考えていました。私は、自分がいいと思ったものを人に伝えたい気持ちが強かったんです。

 

──なるほど。

 

AYA 高校のとき「体育会系の大学に行かないと体育の先生になれないよ」と聞き、運動系の体育学部に入学しました。

大学で進路相談室に初めて行き、運動の仕事にはフィットネストレーナーやスポーツトレーナーなど、たくさんあることを知りました。体育の先生だけが運動のお仕事じゃなかったことに気づいたんです。それに体育の先生は小学校、中学校、高校と分かれています。その時に受け持つ生徒にしか教えることができません。それに比べて、フィットネスという世界なら老若男女問わず、小さな子からおじいちゃん、おばあちゃんに至るまで運動の素晴らしさを教えられる。それでフィットネスに進むことを決めました。

 

辛いトレーニングを乗り越えることで人生の辛さも乗り越えられる

──フィットネスの世界は大変だったんじゃないですか?

 

 AYA フィットネストレーナーはボディメイクをすることがお仕事なのに、私は自分のクラスのお客様を楽しませて、満足して帰ってもらうことばかりにフォーカスしていました。その頃、クロスフィットというフィットネスメソットを知って、スクワットの見直し、腹筋の見直し、腕立ての見直しをしていたのですが、そのとき、腕立てが1回もできなかった自分を知りました。これでよく、フィットネストレーナーをやっていたなと驚きました。そこから身体作りをより追求するようになりましたね。

 

──それは凄くストイックですね

 

AYA 私がお客さんの立場になって考えたときに、「ちゃんと自分の身体を節制して、身体を追い込んで、トレーニングをしっかりやっているトレーナーに教わりたいよな」と、そう思いました。

 ただ、「AYAさんがやっていることはストイックすぎる。辛すぎるから絶対にムリ!」と思われるのが、私の悩みです。運動を習慣にするためには、自分のできるキャパシティーのなかで、運動という行為を行うことが大切。そのことを、運動はあまりやれない、苦手という人達に伝えていかなきゃいけなと思っています。

 

──どうすればよいのでしょうか?

 

AYA まず、自分ができることから始めて行くことです。運動をしてこなかった人が「ストイックにやらなきゃ」と思えば思うほど苦しいですし、重荷になります。自分にとっての成功体験を作って自信につなげていってほしいですね。

最初は「汗をかくまでウォーキングしよう」「週一回から始めよう」と小さい目標を、絶対に叶う目標を設定するというのが大事だと思います。汗をかくまでウォーキングができたら次はジョギングしてみようかなと。階段を少しずつ上って行く。そういう成功体験の積み重ねが、最終的に自分でもできるんだと自信につながります。だから、最初からストイックにやりすぎず、できることを探すことが大切です。

 

──それはメンタルも大切ですね。

 

AYA トレーニングで身体を追い込む、食生活もルールを作るって、普通の人から見たら、「そんなメンタルでいられないよ」と思うでしょうが、もちろん、そんなメンタルは続きません。それはどんなアスリートでも続かない。だから、一週間のうちにチートデイを作ってあげる。トレーニングも食事のルールも決めない日を作る。そうすることでメンタルが保てるんです。どこかで緩めてあげる日を作るとメンタルは落ち着きます。チートデイはトレーニングをしないで楽しいことをして、食べたいものを食べる。チートデイが明けたらまた、始めればいいんです。

 

──企業では心が折れる社員も多く、社員のメンタルがテーマになっています。どう、アドバイスされますか?

 

 AYA 私も「辛いな、辞めたいな」と思うことはあります。辞めるのは簡単です。トレーニングは辛いけれど、人生も辛いじゃないですか。楽しいことばかりじゃない。辛いトレーニングの乗り越え方を分かっていると、人生の辛いときも乗り越えられる。意外と人生で活きてくるんです。

あと、苦しいことがあっても、それは自分の長い物語の一瞬なんだと捉えること。この後にハッピーが待っていると考えたら乗り越えられると思います。映画でもずっとハッピーだと面白くありませんから。今は修行だと思って頑張って乗り越える。むしろ修行で楽しいと自分の脳を切り替えるのもひとつのトレーニングかなと思ったりします。

 

フィットネスによってハリがでる良い切っ掛けになればいい

──今後の目標を教えてください。

 

 AYA 私のジムを虎ノ門の方でオープンさせました。

私は日本にフィットネスカルチャーをもっと浸透させて、運動が当たり前の文化を作りたいという「日本総フィットネス化」というのが夢でありスローガンです。その夢を達成するためには運動をしたことがない人、トレーニングが楽しいと思っている人などどんな人達でも受け入れられる広い入口を作ろうというコンセプトが生かされています。

コロナ禍でストレスを抱えた人が多くなっていると感じています。マインドフルネスの勉強も始めたので、それも新しいジムに導入しようと思っています。身体を鍛えながらメンタルも強くなる。ストレスだらけの状態でトレーニングを続けてもダメですから、マインドフルネスで心を整えてあげる。それができるクラスを設けました。私がトレーナーAYAとして活動してきた中での悩みや感じたことはジムに来てくれたみなさんも感じているはず。それを解消するジムにします。その先に夢であり人生終わるまでのスローガンである「日本総フィットネス化」に近づくために全てを注いでいきます。

 

──最後にメッセージをお願いします。

 

AYA メンタルや生活習慣をこういうふうに変えると仕事にプラスになりますよとか、運動をライフスタイルの一環にすると仕事でもプライベートでもハリがでますよというお話をしたいと思います。フィットネス、運動の大切さを通して、会社全体が活性化する?会社全体がよくなる?が良いきっかけになればいいなと思います。

 

──貴重なお話し、ありがとうございました。

 

 

デスクワークでリフレッシュできるストレッチの仕方

1. 椅子を使ったスクワット。

スクワットは、人間の基本です。座って立ち上がるって日常生活で絶対にやります。足腰が弱くなってくると、座るという動作すら、どこかに掴まってやらないとできなくなります。自分の身体をコントロールする上でスクワットは大事です。

 

 

まず、椅子にお尻を触らせるだけのスクワットです。スクワットは椅子がない状態でやるのですが、椅子がないと耐えられなくて後ろに倒れちゃう人は、ターゲットを作ってあげる、という意味で椅子を使います。最初の運動にはすごくいいんです。これを12回~15回やってください。

 

2. 椅子を使った腕立て伏せ。

女性は床でやると全部の体重が上半身にのしかかるので、できない人が多いです。だからまず、椅子で角度を上げることで難度がぐっと下がります。

 

 

それでもできない人は足を床に付けてもかまいません。これを10回~12回やってみてください。

 

 

 

重いものをよいしょと持ち上げる、上にあるものを取るというプレスの動作は意外と人間はやっています。だから腕立て伏せはちゃんとできて欲しいところです。

 

 

 

 

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