タカタ先生講演会レポート

先日、数学講師芸人タカタ先生の講演会に同行して参りました。
数学とお笑いという異色の組み合わせで活動されているタカタ先生の講演は、終始テンポよくユニークな切り口で進み、生徒さんたちの興味をずっと惹きつけていたのがとても印象的でした。
そんなタカタ先生の講演会の様子を、レポートとしてお届けします。

講演タイトル：『好きな事を仕事にする方法』
講　　　　師：タカタ先生(数学教師芸人／日本お笑い数学協会会長)
聴講者業種：学校
聴講者属性：高校生の皆様

好きを仕事にするために必要な視点

本講演は学生たちに向けて『好きな事を仕事にする方法』と題し、自身の経験をもとに「好きなことをどう仕事につなげるか」についてお話いただきました。終始テンポよく、ユーモアを交えた語り口で進行され、生徒たちは笑いながらも時折真剣な表情で耳を傾けていたのがとても印象的でした。

講演は「好きなことを仕事にしたいかどうか」という問いかけから始まり、仕事には「好きなことを活かす」道と「得意なことを選ぶ」道があることが示されました。さらに、仕事には「作る仕事」と「広める仕事」の2つのベクトルがあると説明、自分の得意な方向性を見極めることで、好きなことを仕事にするヒントが見えてくるとお話されていました。

また、仕事選びには「攻めの姿勢」と「待ちの姿勢」があるとして、恋人選びに例えてわかりやすく説明。どちらの選び方にも正解はないが、「待つ場合でも自分を磨き続けることが大切」というメッセージは、多くの生徒の心に響いたのではないでしょうか。

好きを掛け合わせて唯一無二の存在に

タカタ先生講演レポート1 タカタ先生は、「数学とお笑いという一見異なる分野を掛け合わせることで、唯一無二の仕事を築いてきた。」と自身のことを振り返ります。大学時代にはお笑い芸人を目指し、挫折を経験した後、数学教師として再出発。お笑いの経験が授業に活かされ、伝え方の工夫によって生徒の反応が大きく変わったと語られました。

続いて「1万時間の法則」に触れながら、1つの分野で突出するのが難しくても、複数の分野を掛け合わせることで希少な存在になれると説明をされました。「数学×お笑い」「数学×音楽」「数学×アート」など、好きなことを組み合わせることで、より魅力的な仕事につながる可能性が広がるという話には、生徒たちも興味津々でスクリーンに見入っていました。

講演の最後に、「ゴールドの才能がなくても、ブロンズのスキルを掛け合わせれば、誰にも真似できない輝きを放つことができる」という力強いメッセージが送られました。講演後、学生たちからは「もっと話を聞きたい」「自分の好きなことを考え直したい」といった感想もいただいており、好きを仕事にするというテーマが、彼らの将来への意識を大きく揺さぶったのではないかと感じました。

講演レポート文末サムネ

「好きなことを仕事にしたい」「進路選びに迷っている」——
そんな高校生や若者にこそ、タカタ先生の講演はぴったりです！
数学とお笑いを掛け合わせたユニークな視点と、何度も挫折を乗り越えてきたリアルな経験談は、進路に悩む生徒たちの心に深くことが期待でき、教育現場での講演や探究学習の一環としても最適です。ご依頼おまちしております。

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