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小宮勇人氏講演会レポート|現場経験から語るヒューマンエラーとゼロ災害

今回の講演では、元建築現場監督として10年以上の現場経験を持つ安全規制コンサルタント・小宮勇人さんが登壇。ヒューマンエラーの仕組みなど、実体験と参加型ワークを交えながらお話しいただきました。会場では、ちょっとしたクイズや体を使った体験を通じて「思わず自分ごとになる」場面が連続し、笑いや驚きのある温かい時間となりました。そんな講演会の様子をお届けいたします。

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講演タイトル:『元現場監督が伝える 嬉しさが増えるワンランク上の安全作業 』
講    師:小宮勇人(建設業専門/安全育成コンサルタント)
聴 講 者 業 種:建設・不動産業
聴 講 者 属 性:取引先経営層の皆様

 

 

 

「見ている」と「気づいている」は、別のことだった

レポート写真2

講演の冒頭、参加者全員が引き込まれる場面がありました。

小宮さんが投げかけたのは、日常の中にある「思い込み」に気づかせるある問いかけです。毎日目にしているはずのものでも、意識を向けていなければ案外覚えていない——そのことを体感するワークとして、信号機を例にあげた質問が投げかけられました。日々目にすることが多い信号機ですが参加者の回答は一致せず、会場からは「えっ、そうだっけ?」という声が自然と漏れていました。

「見てはいるけれど、気づいていない」。この感覚こそが、現場でのヒューマンエラーの根っこにある。そう語る小宮さんの言葉に、会場全体がはっとしていたように思います。

体の状態を「正しく知る」ことが、安全の第一歩

レポート写真1

講演の途中には、参加者全員が立ち上がって体を使う場面もありました。

小宮さんが紹介したのは、「自分の体力を正確に把握できているか」を確かめるシンプルな体験です。実際にやってみると、自分が思っていた数値と現実のギャップに気づく方が続出。「自分は大丈夫」という思い込みが、実は見えないリスクになっているということが、笑いの中にリアルな気づきとして伝わってきました。

 

年齢とともに体は変化する。大事なのは、その変化を他人事にせず「自分の現在地を知ること」だと小宮さんはお話をすすめます。ここで紹介されたのが、千葉県在住・稲田さんのエピソード。稲田さんは定年後にトライアスロンを始め、その上のアイアンマンレース(水泳3.8km・自転車180km・ランニング42.2kmを連続して行う過酷なレース)で90歳を超えても現役で挑戦を続けている方です。「人間はトレーニング次第でまだまだ進化できる」という言葉が、会場に力強く響いていました。

ワンランク上の安全作業は、「あり方」から生まれる

講演後半、印象的なエピソードが紹介されました。

慶応大学で幸福学を研究する前野隆司教授の調査によると、心の状態がよい職場では生産性が上がり、離職率や事故件数も減るといいます。小宮さんはこの知見を引きながら、「安全はルールだけで守れるものではなく、人と人との信頼関係や思いやりによって、より強く支えられるもの」というメッセージを伝えていました。

現場監督として、そして自らも心が折れる経験をしたからこそ語れる、温かみと説得力のある講演でした。小宮さん、貴重なお話をありがとうございました!

 

 

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小宮勇人さんの講演では、ヒューマンエラーの仕組みから心理的安全性の作り方まで、現場目線の実践的な内容をお届けいたします。安全大会・安全教育・リーダー研修・職場環境改善など、建設業・製造業をはじめ幅広い業種の企業・団体様にご活用いただける講演です。ご依頼・ご相談はSpeakers.jpまで、お気軽にご相談ください!

 

 

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