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製造業の現場は、人材不足やグローバル競争、そして急速なデジタル化という課題に直面しています。今回キーエンスで数々の実績を重ね、現在はDX推進の第一線で活躍する天野眞也さんの講演会に同行させて頂きました。経験に裏打ちされた言葉で「なぜDXが必要なのか」「どこから始めればよいのか」をわかりやすくお話頂き、DXを特別なものではなく“現場から進められる挑戦”として示してくれました。
そんな天野さんの講演会をレポートいたします!
講演タイトル:『製造業DXの課題と展望』
講 師:天野眞也(株式会社カクシン 取締役CRO/エバンジェリスト)
聴 講 者 業 種:製造業
聴 講 者 属 性:主催社員の皆様
天野さんの講演は、製造業の大きな流れを振り返ることから始まりました。第一次産業革命では繊維産業が、第二次では電力と自動車の大量生産が、そして第三次ではコンピューターによる自動化が社会を変えてきました。そして現在は第四次産業革命とも言えるDXの時代に突入しています。
印象的だったのは「産業革命をリードした国が、その時代の覇者となった」という言葉。製造業DXは単なる効率化の手段ではなく、日本が再び世界の存在感を示せるかどうかに直結するテーマである、と改めて感じました。
また、身近な生活の例を交えながら「わずか100年で人々の暮らしが激変した」という話を聞くと、変化を恐れるのではなく、むしろチャンスと捉えることが重要なのだと強く思いました。
講演では、日本の製造業の強みとして「複雑なものづくり」「高品質」「人材の技能伝承」などが挙げられました。特に部品点数が多く調整やすり合わせが重要な分野では、今でも日本は世界トップクラスの実力を持っています。
一方でデジタル人材の不足や意思決定のスピード感不足など課題も多く語られました。
DX推進を阻む要因はどの企業にも共通しています。特に「プライベートでは誰もがデジタルを活用しているのに、ビジネスでは急に抵抗感が出る」という指摘には、思わず頷いている聴講者も多く大変印象に残りました。
終盤では「製造業DXは技術導入だけでなく、顧客視点での発想が欠かせない」というお話がありました。単に良い製品をつくるだけでは価格競争に陥ってしまう。重要なのは「顧客が本当に求めているもの」を把握し、それを自社にしかできない形で提供すること。そのために営業現場との連携や顧客との信頼関係づくりが必要だとお話されました。
製造業の話でありながら、どの業界にも共通する「顧客起点」の考え方。
DXは単なるIT化の話ではなく、企業そのもののあり方を問い直す取り組みなのだと強く感じました。
天野さん、貴重なお話をありがとうございました。
DXの必要性を感じている方、現場への浸透に悩んでいる方、そして製造業に限らず自社の未来をどう描くか考えている経営層や管理職の方には、天野さんの講演はまさにぴったりです!営業の第一線から培った経験とDX推進の豊富な実績に基づいたお話は説得力があり、明日から動き出すための具体的なヒントに満ちています。
ご依頼、お待ちしております。
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