【講演テーマ】
友を見送る思い
幼稚園からの幼馴染みが2006年、肺がんで逝った。
47才。
余命3ヶ月という時にその友は嘉門に電話でそのことを告げた。
嘉門が返した言葉は「何して遊ぶ?!」…いつも二人はそうだったから。
そして、友は嘉門に頼みがあると言った。
「オレの葬式、オモロクしてな。」
同級生に連絡をして、何をしようかあれこれと考えた。
旅行、同窓会、憧れのマドンナ探し。
友は6ヶ月、笑いながら生きた。
奇蹟が起こるかもしれないとさえ思った。
でも別れはやって来た。
オモロイ葬式という約束を泣き笑いの中で果たした。
嘉門は数年前に実父も食道癌で見送っていた。
その時、父は自分の病いを知らされなかった。
嘉門は父の姿をビデオにおさめた。
途絶えがちだった兄弟との会話も必然と増えた。
笑いの絶えない病室で父は逝った。
友を父を見送るときに何が出来たか、何をしたか。
家族、そして友を嘉門の体験をもとに語ります。